Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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卒業演習(日本史1)- II 相澤 央
選択必修  2単位
【史】 14-1-1340-3757-14A

1. 授業の内容(Course Description)

 春期に引き続き、報告者が、各自の関心のあるテーマの論文を選び、論文の要旨や意義、疑問点、批判点などについてレジュメにまとめて報告します。それを基にして全員で討論します。全員が共通の論文を必ず読み、自らの意見をもって授業に参加します。授業は当番の司会者が、発表・質疑・討論を進め、最後にまとめます。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 ①研究論文を読解し、要旨を簡潔にまとめる力を身に付ける。
 ②疑問点・批判点など、自らの意見をまとめ、発表する力を身に付ける。
 ③各自の研究テーマを選び、関連文献を読み、史料を読解し、小レポート(4,000字程度)にまとめる。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 授業での発表・報告レジュメ・討論への参加(50%)と、秋期授業終了後に提出する4,000字程度の小レポート(50%)で評価します。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 参考文献:『日本の時代史』2~6(吉川弘文館)、『列島の古代史』(岩波書店)など

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 報告担当者は、選んだ論文について、論文の要旨や意義のほか、自らの疑問点、批判点などについてまとめた報告レジュメを作成します。演習参加者全員が必ず事前に論文を読み、疑問点、批判点など、自らの意見をもって演習に臨んでください。秋期授業終了後に提出する小レポートを作成するため、日ごろから自らの関心のあるテーマについての文献や史料を読んで準備を進めてください。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 卒業論文で日本古代史を希望する学生は3年次までに履修してください。この演習で選んだ研究テーマを卒業論文に発展させることをすすめます。報告の準備と小レポート作成に向けた準備を各自でしっかりと進めてください。原則として、ⅠとⅡを継続履修してください。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 ガイダンス。演習の進め方、論文リストの配布など。
【第2回】
 報告担当論文の決定。報告者・司会者の順番の決定など。
【第3回】~【第15回】
 各回の報告担当者による発表と全員での討論。