Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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日本史特殊講義1C- II 相澤 央
選択必修  2単位
【史】 14-1-1340-3757-10

1. 授業の内容(Course Description)

 木簡・墨書土器・漆紙文書などの出土文字資料を活用した古代政治社会史です。これまでの文献資料に基づく研究成果を踏まえたうえで、出土文字資料を、その資料としての特徴に注意しながら検討することによって、新たにどのようなことが明らかになったのか。具体的に出土文字資料の分析を解説しながら授業します。秋期は、古代の税制、交通制度、農業経営など、個別のテーマに沿って論じます。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 ①古代の政治や地域社会の諸相の実態について理解する。
 ②授業の中で特に興味を持ったテーマについて、参考文献を読むなどして理解を深め、自分なりの考えを持ち、レポートにまとめる。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 各回の授業内容についての感想と質問(30%)と秋期授業終了時に提出する4,000字程度のレポート(70%)で評価します。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 テキスト:使用しません。毎回授業レジュメを配布します。
 参考文献:授業の中で示します。

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 復習をしっかり行い、関心を持って授業に臨んでください。また、特に興味を持ったテーマに関わる参考文献を読み、自分なりの考えを持てるように学習してください。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 当然のことですが私語厳禁。ひどい場合は退室させます。毎回、授業内容についての感想・質問を提出してもらいます。なお、7の授業計画は、進行状況等により変更することがあります。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 授業の内容、進め方などについてのガイダンス
【第2回】
 出土文字資料概論
【第3回】
 出土文字資料と古代史
【第4回】~【第6回】
 出土文字資料からみた古代の税制
【第7回】~【第9回】
 出土文字資料からみた古代の交通制度
【第10回】~【第12回】
 出土文字資料からみた古代の農業経営
【第13回】~【第15回】
 墨書土器からみた古代の村落・村人