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授業の内容(Course Description) |
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運動生理学は、各種の身体的活動による生体機能の変化や身体能力の変化を科学的に研究する学問です。この授業では、各種の身体的活動が身体に及ぼす影響について、骨格筋の構造や機能、神経性調節および呼吸・循環機能を中心に講義します。また、身体要素と健康上の留意点や体力上の問題についても講義します。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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いろいろな身体活動による生体諸機能の変化とその効果を理解します。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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授業参加(最大30%)および筆記試験(70%)で評価します。なお、出席回数が3分の2未満の学生は単位を取得できません。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト: 参考文献:『公認指導者養成テキスト共通科目』日本体育協会 『健康運動指導士養成講習会テキスト上巻』健康・体力づくり事業財団 『最新フィットネス基礎理論』日本エアロビックフィットネス協会 また、必要に応じてプリントを配布する。
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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事前配布の資料およびテキストで指定された個所を授業までに読んでおいてください。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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生理学ⅠおよびⅡで使用した資料、ノートおよびテキストを確認しておいてください。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 オリエンテーションおよび運動生理学概論 【第2回】 運動と筋の生理(1) 骨格筋の構造と収縮について理解する。 【第3回】 運動と筋の生理(2) 筋線維の種類と収縮特性について理解する。 【第4回】 運動と筋の生理(3) 骨格筋の神経支配について理解する。 【第5回】 運動と筋の生理(4) 筋パワーや筋持久力および筋損傷と適応について理解する。 【第6回】 運動と神経の生理(1) 神経系の構造と機能について理解する。 【第7回】 運動と神経の生理(2) 運動における末梢神経系の役割について理解する。 (α-・γ-運動神経、Ia-感覚神経、筋紡錘、体性神経反射などを含む) 【第8回】 運動と神経の生理(3) 随意運動、不随意運動と神経伝導経路について理解する。 【第9回】 運動と神経の生理(4) 一過性運動と神経機能反応について理解する。 【第10回】 運動と呼吸の生理(1) 呼吸器の構造と機能について理解する。 【第11回】 運動と呼吸の生理(2) 一過性運動と呼吸の変化について理解する。 【第12回】 運動と循環の生理(1) 心臓と血液循環について理解する。 【第13回】 運動と循環の生理(2) 運動時の心脈管系の応答について理解する。 【第14回】 運動と疲労 中枢性疲労と末梢性疲労について理解する。 【第15回】 まとめ
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