Web Syllabus(講義概要)

平成27年度

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幼児教育B 芦澤 清音
選択  2単位
【人間文化】 15-1-1333-1556-31A

1. 授業の内容(Course Description)

 現代の子育ての現状と課題を知り、子育て支援の意義について理解を深めると同時に、子育て支援の実情について学び、問題意識を高める。授業では、子育て支援にかかわる制度から地域での取り組みに至るまで、幅広く学んでいく。そして、支援にかかわる公的な機関の専門職の方々から話を聞き、現代の子育て事情と各機関での支援の実際について学ぶ。具体的には、保育所、子ども家庭支援センター、障害児の親の会などからゲストティーチャーをお招きし、講演をしていただく予定である。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 子育て支援の現状を理解している。講演を聞いた専門機関の役割について理解している。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 授業への参加度20%、期末レポート80%

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 特定のテキストは使わず、適宜資料を配布する。

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 専門機関などの状況を調べて授業での発表なども随時行う

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 子育て支援について、普段から関心を持ち、積極的に情報を取り入れるようにしてもらいたい。また、授業では、討議やゲストティーチャーとの質疑応答に積極的に参加してもらいたい。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 ガイダンス
 授業の進め方、評価について
【第2回】
 少子化と子育て困難
【第3回】 
 子育て困難の時代① 育児不安
【第4回】
 子育て困難の時代② 虐待
【第5回】
 子育て困難の時代③ 多様な家庭背景
【第6回】
 子育て困難の時代④ 待機児童問題
【第7回】
 子育て支援に係る制度の変遷
【第8回】
 地域における子育て支援施設とその機能
【第9回】
 専門機関での子育て支援の実際① ゲストティーチャーの講演:保育所
【第10回】
 保育所における子育て支援の役割と意義について考察する
【第11回】
 専門機関での子育て支援の実際② ゲストティーチャーの講演:子ども家庭支援センター
【第12回】
 子ども家庭支援センターの子育て支援に関する役割と意義について考察する
【第13回】
 専門機関での子育て支援の実際⑤ ゲストティーチャーの講演:発達障害児の親の会
【第14回】
 困難を抱える子どもの子育てとその支援について考える
【第15回】
 まとめ:子育て支援の課題について考える