Web Syllabus(講義概要)

平成27年度

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英語文献講読 II 岡本 潤子
選択  2単位
【心理】 15-1-1360-3763-01

1. 授業の内容(Course Description)

 離婚数の多いアメリカでは,親の離婚を経験する子どもを読者として書かれた絵本・児童書がたくさんあります。翻訳されているものもありますが,背景となる文化の違いから,そのまま日本語に訳出するだけでは役に立たないこともあり,多くが訳されていません。
 本授業では,それらの絵本・児童書を,分担して訳出していきます。単に日本語に訳すだけでなく,背景となるアメリカの家族や離婚の法律・状況なども学んでいきます。授業では,担当者は和訳を提出し,他の出席者も音読や討論で参加します。
 講読する絵本・児童書は,履修者の希望と力量に合わせて,第1回の授業で決めていきます。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 ① 親の離婚を経験する子どもへの絵本・児童書を訳し,専門用語を身につけることができる。
 ② アメリカの家族や離婚の法律や事情について知識を得て,説明することができる。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 平常点(分担講読する担当時の発表内容,出席状況,授業内での発言や参加姿勢)(70%)とテスト(30%)を総合して評価します。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 テキストは未定です。楽しく訳せる絵本などを用意しています。第1回の授業で提示し,選択します。

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 担当者は,担当箇所をあらかじめ読み,和訳を用意し,人数分のコピーを持参してください。翻訳ソフトは使用せず,辞書(電子辞書でもよいが,できるだけ紙の辞書)を使って準備してください。担当でない者も,事前に読み,準備をしてください。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 授業には,担当者だけでなく,全員が予習をして臨んでください。また,必ず辞書を持参してください。
 音読や発語の機会を多く設けますので,積極的に参加して,英語への苦手意識を払拭するチャンスにしてください。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回・第2回】
 ガイダンス。テキストの選択。担当の決定。
 和訳が出版されている絵本を用いての,用語や基本情報についての授業
【第3回】~【第14回】
 発表とディスカッション
【第15回】
 まとめとテスト