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授業の概要(ねらい) |
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本講義は秋学期に開講される臨床心理面接特論である。 秋学期には,様々な臨床心理学の理論に基づく多様な心理療法について網羅的に学ぶ。理論の柱として,精神分析,人間性心理学,行動理論,ナラティブ・アプローチなどがあるが,それぞれの代表的な心理療法について取り上げる。また,近年,注目されている生殖医療や終末期医療,災害・事件・事故における心理的支援,異文化カウンセリングなども取り上げる。授業では講義方式と演習方式の両方を取り入れ,事例を読みながら討議を行い,理解を深める。
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授業の到達目標 |
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・臨床心理学の理論と心理療法のつながりを理解する。 ・主な心理療法について,基本的概念,理論,技法,適用等を知る。 ・臨床心理士の働く現場の幅広さを知る。
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成績評価の方法および基準 |
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期末試験(70%)と演習方式の授業での発表,ディスカッションへの参加(30%)によって評価する。
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教科書・参考書 |
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授業中に適宜,提示する。
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準備学修の内容 |
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下記授業計画にあるように,教員の提示する文献をはじめ,各自で文献を検索して発表していただく予定である。十分に準備をしてくることが強く望まれる。
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その他履修上の注意事項 |
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真剣に学ぼうとしている他の院生の邪魔をしないこと(私語,携帯電話,担当時の欠席など) 主体的・創造的に参加することが望まれる。
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各回の授業内容 |
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| 【第1回】 |
| 心理療法の歴史的変遷 |
| 【第2回】 |
| 精神分析的アプローチ |
| 【第3回】 |
| 分析心理学:箱庭療法,夢分析 |
| 【第4回】 |
| 来談者中心療法 |
| 【第5回】 |
| 来談者中心療法の発展,フォーカシング |
| 【第6回】 |
| 認知行動療法 |
| 【第7回】 |
| 認知行動療法の最近の動向 |
| 【第8回】 |
| 交流分析 |
| 【第9回】 |
| イメージ療法,芸術療法 |
| 【第10回】 |
| ゲシュタルト療法,サイコドラマ |
| 【第11回】 |
| わが国独自の心理療法 |
| 【第12回】 |
| 社会構成主義とナラティアプローチ |
| 【第13回】 |
| 遊戯療法(アスクライン) |
| 【第14回】 |
| 遊戯療法(クライン,ウィニコット,A.フロイト) |
| 【第15回】 |
| まとめとテスト |
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