1. |
授業の概要(ねらい) |
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このセミナーの目的は、1970年代以降に高視聴率を獲得した日本のテレビ番組の分析・考察を通じて、日本文化・社会の変容を探求すること、国際社会において日本文化を発信する力を養うことである。後者の目的のために、セリフを英語に翻訳する練習も行う。取り上げる番組は、山口百恵「赤い」シリーズ、「太陽にほえろ」(1970年代)、「男女7人夏物語」、「おしん」(1980年代)、「東京ラブストーリー」、「家なき子」(1990年代)、「家政婦のミタ」、「半沢直樹」(2000年代)など。授業は学生の発表が中心である。評価基準は、適切な作品選択、パワーポイントのクオリティー、プレゼンテーション能力など。
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2. |
授業の到達目標 |
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1.1970年代から2000年代にかけての日本において、高度経済成長・バブル景気・バブル崩壊という経済・社会状況の変化と人々の生き方や価値観の変化とがいかに結びついているかを探る。 2.日本の社会・文化を海外の社会・文化と比較することによって、大きな視野から日本を見る力を養う。 3.ドラマのセリフを英語に翻訳する練習を通じて、日本的な価値観や日本語特有の表現と何か、英語表現とどのように異なるかを学ぶ。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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発表40%、期末テスト20%、出席20%、部活動20%
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4. |
教科書・参考書 |
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プリント配布
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5. |
準備学修の内容 |
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プレゼンテーションの準備
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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プレゼンテーション能力は社会人にとって非常に重要な能力である。人にわかりやすく伝えるための声の出し方、口調、テンポ、効果的なスライドの見せ方、聴衆に対する質問の投げかけ方など、様々な観点からの工夫が必要である。その技術を身につけるためには、受身的に授業を受けるのではなく、主体的に参加することが重要である。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 |
授業説明 |
【第2回】 |
「あすなろ白書」 |
【第3回】 |
「家なき子」 |
【第4回】 |
「ロングバケーション」 |
【第5回】 |
「渡る世間は鬼ばかり」 |
【第6回】 |
「星の金貨」 |
【第7回】 |
「続 星の金貨」 |
【第8回】 |
「ビューティフルライフ」 |
【第9回】 |
「砂の器」 |
【第10回】 |
「ハケンの品格」 |
【第11回】 |
「家政婦のミタ」 |
【第12回】 |
「半沢直樹」 |
【第13回】 |
「花咲舞が黙ってない」 |
【第14回】 |
まとめ(1) |
【第15回】 |
まとめ(2) |
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