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授業の概要(ねらい) |
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授業は教室でのプレゼンテーションとディスカッションを基本とします。担当教員が上記の授業目標に基づいて提示した課題に応じ、事前に必要な情報を収集・整理してレジュメを作成し、教室でプレゼンテーションとディスカッションを行い、授業終了後にレポートを提出します。それぞれの作業に必要な具体的方法・技術などについては、担当教員が必要に応じて指導します。
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| 2. |
授業の到達目標 |
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ライフデザイン演習の目的は、本学の教育理念に基づき、大学や社会で必要とされる以下の3つの能力を修得することにあります。 ①社会力:自分の考えを他者に的確に伝えるための表現力、コミュニケーション能力 ②自己教育力:自分の将来について考え、自覚をもって計画的に学ぶ能力 ③専門力:自分の学部・学科で学んだ専門知識を用いて問題を解決する能力
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| 3. |
成績評価の方法および基準 |
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・各授業時の感想文(25%)、レジュメ作成(25%)、ディスカッション(25%)、レポート(25%)によって評価する
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教科書・参考書 |
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柳原邦光他編著(2011)『地域学入門』ミネルヴァ書房
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準備学修の内容 |
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受講にあたっては、以下の3点に留意してください。 ・普段から新聞や本をよく読む習慣を身につけること。 ・授業に必要なパソコン操作のスキル(特にWord, Excel, PowerPoint)の向上に努めること。 ・他の科目で得た知識や能力を、演習で最大限に応用するよう努めること。 また第1回の授業において担当教員が指示します。
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| 6. |
その他履修上の注意事項 |
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・授業はクラス単位で行い、担当教員がクラス担任となります。大学生活についてわからないことがある場合には、まず担当教員に相談してください。 ・演習には学生の皆さんの主体的な参加が不可欠です。授業に際しては「無遅刻・無欠席」「万全な準備」「積極的な発言」を心がけてください。また、授業以外の場でもクラスメートや教員と積極的に交流し、進級・卒業後も続くような人間関係を築いてください。 ・教員一同、演習のクラスが単なる勉強の場ではなく、有意義な大学生活を送るための拠点になることを期待しています。
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各回の授業内容 |
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| 【第1回】 |
| ガイダンス:報告レジュメの作り方 |
| 【第2回】 |
| いまなぜ地域を考えるのか(第1章) |
| 【第3回】 |
| 人の移動から地域を問う(第6章) |
| 【第4回】 |
| 経済が地域に及ぼす影響(第8章) |
| 【第5回】 |
| 地形から地域を読む(第7章) |
| 【第6回】 |
| 地域がつくる福祉(第9章) |
| 【第7回】 |
| 地域が学校をとりもどす(第10章) |
| 【第8回】 |
| アートが地域を再生する(第11章) |
| 【第9回】 |
| 地域に向き合う大学(第12章) |
| 【第10回】 |
| 生活のなかから生まれる学問(第4章) |
| 【第11回】 |
| 文化現象としての地域(第3章) |
| 【第12回】 |
| 地域主義の系譜と地域学(第2章) |
| 【第13回】 |
| 生きられる地域のリアリティ(第5章) |
| 【第14回】 |
| 希望の学としての「地域学」(終章) |
| 【第15回】 |
| まとめ:地域を生きるために(序章) |
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