1. |
授業の概要(ねらい) |
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日本の文学史において、劇文学すなわち演劇に用いられる戯曲や語り物の詞章本は大きな位置を占めています。本講義では、中世から近世にかけて成立した戯曲や詞章を読むことによって、日本の文学史に対する理解を深めます。また、舞台の映像や録音などを鑑賞することによって、理解がより深くなることを図ります。春期は、中世の文学である能・狂言を取り上げます。
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2. |
授業の到達目標 |
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日本の文学史において大きな位置を占める劇文学について理解を深めることを目標とします。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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期末試験(60%)、小テスト・レポート(20%)、平常点(20%)を合わせて評価します。なお期末試験に代えてレポートを課す場合もあります
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4. |
教科書・参考書 |
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テキスト:プリントを用意します。
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5. |
準備学修の内容 |
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授業で取り上げる作品については必ず予習してきてください。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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積極的な態度で出席して下さい。わからないことがあれば質問して下さい。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | 日本の劇文学における中世 | 【第2回】 | 能の特色 | 【第3回】 | 能の歴史 | 【第4回】 | 謡曲『葵上』を読む(1) | 【第5回】 | 謡曲『葵上』を読む(2) | 【第6回】 | 謡曲『葵上』を読む(3) | 【第7回】 | 能『葵上』の鑑賞 | 【第8回】 | 謡曲『橋弁慶』を読む(1) | 【第9回】 | 謡曲『橋弁慶』を読む(2) | 【第10回】 | 謡曲『橋弁慶』を読む(3) | 【第11回】 | 能『橋弁慶』の鑑賞 | 【第12回】 | 狂言の特色 | 【第13回】 | 狂言の歴史 | 【第14回】 | 狂言『棒縛』の鑑賞 | 【第15回】 | まとめ(期末試験) |
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