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授業の概要(ねらい) |
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古代律令国家による辺境支配について論じます。古代の東北地方には蝦夷(えみし)と呼ばれた人々が居住していました。蝦夷とはどのような人々で、どのような暮らしをしていたのか。また、律令国家は蝦夷に対してどのような支配や交流を行ったのか。文献史料だけではなく、考古資料も活用しながら具体的に論じていきます。
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2. |
授業の到達目標 |
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①律令国家による蝦夷に対する支配や交流の特徴について理解する。 ②授業の中で特に興味を持ったテーマについて、参考文献を読むなどして理解を深め、自分なりの考えを持ち、レポートにまとめる。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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各回の授業内容についての感想と質問(30%)と、春期授業終了時に提出する4,000字程度のレポート(70%)で評価します。
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4. |
教科書・参考書 |
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テキスト:使用しません。毎回授業レジュメを配布します。 参考文献:熊谷公男『古代の蝦夷と城柵』(吉川弘文館2004年)など
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5. |
準備学修の内容 |
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復習をしっかり行い、関心をもって授業に臨んでください。また、授業で紹介した参考文献を読み、自分なりの考えを持てるように学習してください。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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当然のことですが私語は厳禁です。ひどい場合は退室させます。毎回、授業内容についての感想・質問を提出してもらいます。なお、7の授業計画は進行状況により変更することがあります。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | 授業の内容、進め方などについてのガイダンス | 【第2回】 | 古代国家と辺境支配 | 【第3回】 | 蝦夷・隼人との交流の諸相 | 【第4回】 | 古代における北方認識 | 【第5回】 | 蝦夷に対する観念と現実 | 【第6回】 | 考古資料からみた蝦夷と狩猟 | 【第7回】 | 考古資料からみた蝦夷文化の形成 | 【第8回】 | 倭王権の蝦夷政策 | 【第9回】 | 大化改新と蝦夷政策 | 【第10回】 | 出現期の城柵 | 【第11回】 | 律令国家の蝦夷政策と城柵 | 【第12回】 | 文献史料からみた蝦夷の戦闘(その1) | 【第13回】 | 文献史料からみた蝦夷の戦闘(その2) | 【第14回】 | 俘囚の諸国移配 | 【第15回】 | 古代越後国と蝦夷政策 |
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