1. |
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
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以下の事項について学びます:a.生体成分の抽出 b.溶媒分配法 c.クロマトグラフィー(カラムクロマトグラフィー、薄層クロマトグラフィー、ガスクロマトグラフィー、高速液体クロマトグラフィーなど) d.スペクトル法による分析と構造決定(紫外スペクトル、赤外スペクトル、核磁気共鳴 (NMR) スペクトル、質量分析) この授業は講義形式ですが、第14回の授業では、分離装置、分析装置を見学し、装置の仕組み等を確認するための実習を行います。 この授業ではDP2、DP3に関する知識、技法、態度を修得します。
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2. |
授業の到達目標 |
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生体中の生理活性物質などの成分、食品中の成分、および環境中に存在する様々な物質を抽出、分離してから、機器分析により同定・定量する方法を学びます。また、有機化合物の様々なスペクトルを測定して、その構造を決定する方法も学びます。
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3. |
成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
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講義した内容について各回に行う小テスト50%、最後の回の筆記試験50%で評価します。
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4. |
教科書・参考書 |
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配布するプリントを使用します。
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5. |
準備学修の内容・必要な時間 |
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これまでに学習した有機化学や分析化学を復習しておいて下さい。 また、講義の際の小テストの解答を確認しておいてください。(30分)
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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特にありません。
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7. |
授業内容 |
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【第1回】 | 有機溶媒の構造と性質、溶媒分画について学びます。 | 【第2回】 | 分配および吸着クロマトグラフィーについて学びます。 | 【第3回】 | イオン交換、ゲルろ過、電気泳動、蒸留について学びます。 | 【第4回】 | 高速液体クロマトグラフィーについて学びます。 | 【第5回】 | 紫外スペクトルについて学びます。 | 【第6回】 | 旋光度、赤外線吸収スペクトルについて学びます。 | 【第7回】 | NMRの基礎について学びます。 | 【第8回】 | 1H-NMRについて学びます。 | 【第9回】 | 13C-NMRについて学びます。 | 【第10回】 | 二次元NMR、NMRの応用について学びます。 | 【第11回】 | NMRスペクトルの解析法について学びます。 | 【第12回】 | 質量分析でのイオン化法について学びます。 | 【第13回】 | 質量分析でのイオン分離法、LC/MS、GC/MS、質量スペクトルについて学びます。 | 【第14回】 | HPLC,質量分析装置等を見学して、装置の仕組み等を確認するための実習を行います。 | 【第15回】 | テスト、まとめ |
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