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授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
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この授業では中小企業論Iを履修したことを前提として、その続編として、近年の国際化といった環境変化に対して中小企業がどのように対応しようとしてきているか、そうした中小企業を支える社会的仕組みについて講義します。 この授業は、経済学部のディプロマポリシーのうちDP1「1.日本と世界の経済、地域経済、企業経営及び観光にかかわる基礎的理論・知識を修得」すること、および地域経済学科のディプロマポリシーのうち、特にDP2「2.複雑な地域の経済問題を理解」するための基礎に関わります。
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2. |
授業の到達目標 |
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国際化などの環境変化に中小企業がどのように対応してきたかを理解するとともに、あるべき中小企業政策を構想する力を身につけることがこの授業の到達目標です。
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成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
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授業最終回に行なう試験に基づいて成績評価をします。また、日本経済に関する基礎的な知識があるか否か等に関する質問を授業中に口頭で行なう予定です。さらに、授業内容の理解が確実になったか否かを確認するための簡単な小テストや小レポートを随時課します。これらも最終的な成績評価に反映させる予定です。口頭での質問に対する学生からの解答や小テスト・小レポートについてはその都度教員から正解や解答に至る考え方などを解説するので、これが学生へのフィードバックとなります。
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4. |
教科書・参考書 |
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教科書:植田浩史ほか(2014)『中小企業論・ベンチャー企業論―グローバルと地域のはざまで―』新版、有斐閣。 参考書:中小企業庁『中小企業白書』各年版。 中沢孝夫(2012)『グローバル化と中小企業』筑摩書房 ハーマン・サイモン(2012)『グローバルビジネスの隠れたチャンピオン企業 : あの中堅企業はなぜ成功しているのか』(渡部典子訳)中央央経済社。
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5. |
準備学修の内容・必要な時間 |
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授業に臨む前に、当該授業で扱うテキスト部分を読み、理解困難な箇所があるか否かを自身で確認し、難しい用語などがあれば、経済学事典等を用いて調べておいてください。予習に必要な時間は概ね1時間から1時間半です。
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その他履修上の注意事項 |
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この授業を履修するためには「中小企業論Ⅰ」を履修し、その試験に合格することが条件となります。 授業では、事前学習してきたことを前提に、教科書に則して教員から質問を発します。また、テキストに書いてないことであっても、当該トピックスの理解のために必要なことや事例などについて、山本が補足します。こうした点を授業中にしっかりノートに取ることが重要です。
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授業内容 |
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【第1回】 | 中小企業論Iの復習と中小企業論IIの概要に関する解説 受講上の注意 | 【第2回】 | 中小企業にとっての国際化の意味 | 【第3回】 | 中小企業の海外展開 | 【第4回】 | 国内市場対応企業にとっての国際化 | 【第5回】 | 「隠れたチャンピオン」としての中小企業 | 【第6回】 | 中小企業のイノベーションー日本の事例 | 【第7回】 | 中小企業のイノベーションー欧州の事例 | 【第8回】 | 産業集積とイノベーション | 【第9回】 | 広域的ネットワークと中小企業 | 【第10回】 | 中小企業と地域社会 | 【第11回】 | 中小企業の金融環境 | 【第12回】 | 国による中小企業政策 | 【第13回】 | 自治体による中小企業政策 | 【第14回】 | グローバルと地域のはざまで | 【第15回】 | 試験と解説 |
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