1. |
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
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この授業では、地域経済の発展に関する諸理論を概説するとともに、これを踏まえて日本や欧州を構成する諸地域の経済の実態について概説します。 この授業は、経済学部のディプロマポリシーのうちDP1「1.日本と世界の経済、地域経済、企業経営及び観光にかかわる基礎的理論・知識を修得」すること、および地域経済学科のディプロマポリシーのうち、特にDP2「2.複雑な地域の経済問題を理解」するための基礎に関わります。
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2. |
授業の到達目標 |
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地域という概念を正しく理解するとともに、日本や欧州において経済的なまとまりを持つ諸地域の実態と、各地域が抱える課題を理解する力を身につけることが、この授業の到達目標です。
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3. |
成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
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授業最終回に実施予定の試験で成績評価を行ないます。また、地域や経済に関する基礎的な知識等に関する質問を授業中に口頭で行なう予定です。さらに、授業内容の理解が確実になったか否かを確認するための簡単な小テストや小レポートを随時課します。これらも最終的な成績評価に反映させる予定です。口頭での質問に対する学生からの解答や小テスト・小レポートについては、その都度教員から正解や解答に至る考え方などを解説するので、これが学生へのフィードバックになります。
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4. |
教科書・参考書 |
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教科書:山本健兒(2005)『経済地理学入門 地域の経済発展 新版』原書房の第5章。 参考書:松原宏(編)『地域経済論入門』古今書院、2014年。 竹内淳彦・小田宏信(編)『日本経済地理読本』第9版、東洋経済新報社、2014年。
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5. |
準備学修の内容・必要な時間 |
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授業中に教員が紹介する論文や書籍等を、事前に読むことが準備学習となります。復習では、授業内容に関する自分のメモをもとにして、ノートを整理することが必要となります。予習に1時間半、復習に2時間かかることが予想されます。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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授業ではノートをしっかりと取り、テキストや参考文献を復習することが求められます。 試験は、授業最終回ではなく、定期試験期間中の実施になる可能性があります。詳細は7月初旬頃に、授業でお知らせする予定です。
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7. |
授業内容 |
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【第1回】 | 「地域経済論」の概要にかんするシラバスに基づく解説 受講に際しての諸注意 | 【第2回】 | 「地域経済論」における地域とは何か? | 【第3回】 | 日本の経済地理学における地域構造論―国民経済の地域的構成と空間的分業
| 【第4回】 | 経済的地域間格差と産業構造 | 【第5回】 | 経済的地域間格差に果たす比較生産性と需要の所得弾力性の役割 | 【第6回】 | 地域間の価値移転
| 【第7回】 | 地域経済発展の原動力としての移出ベース
| 【第8回】 | M. ポーターの産業クラスター論 | 【第9回】 | 産業集積とイノベーション | 【第10回】 | 生産諸要素の空間的流動と地域間格差への影響 | 【第11回】 | G.ミュルダールの循環的累積的因果関係論、 | 【第12回】 | 国内地域間格差の逆U字型軌跡論と空間的統合論 | 【第13回】 | 日本の地域構造と地域間格差の変動 | 【第14回】 | 都市と農村 | 【第15回】 | 試験、及び解説 |
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