1. |
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
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ベンチャー企業とは何か、ベンチャー企業が成功するまでのプロセスはどのようなものか、ということを、テキストをもとに検討することがこの授業の狙いです。この授業は経済学研究科のディプロマポリシーのうちDP1「専攻が掲げる理論と実務に関する基礎知識と高度な専門知識及び研究方法を身につけ」、DP2「専門的なディスカッション能力・・・を身につけ」ることに関連するとともに、地域経済政策学専攻のディプロマポリシーのうちDP1「地域の実態や国際的な実態を把握する能力、地域企業・経済の情報の収集・調査・分析を通じて地域課題を発見する能力」の獲得に関係します。
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2. |
授業の到達目標 |
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ベンチャー企業が成功するプロセスには多様性があるとともに、一定の共通性があります。それを自身の言葉で的確に、事例を織り交ぜて表現できる能力を身につけることがこの授業の到達目標です。
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3. |
成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
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毎回の授業への参加の積極性と、最終的に求めるレポートとによって判定します。この授業ではディスカッションに教員も参加するので、ディスカッションが学生へのフィードバックとなります。
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4. |
教科書・参考書 |
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小川正博・西岡正(編)『中小企業のイノベーションと新事業創出』同友館、2012年。 ベンチャー企業に関する学術論文については、開講時に支持するが、受講院生自ら探索し、取り上げる文献として提案すること。
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5. |
準備学修の内容・必要な時間 |
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事前にテキストを読み、疑問点や問題点を文章化して提出すること。必要な予習時間は、報告者であれば約3時間、そうでなくとも1.5時間と予想されます。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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必ず、準備学習を行なうこと。また、授業ではディスカッションを積極的に行なうことが重要です。
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授業内容 |
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【第1回】 | 授業概要の解説、ベンチャー企業の定義 | 【第2回】 | テキスト「第1章 カテゴリーのイノベーションによる新事業創出」の検討 | 【第3回】 | テキスト「第2章 デザイン思考によるイノベーション」の検討 | 【第4回】 | テキスト「第3章 ICT活用によるプロセス・イノベーション」の検討 | 【第5回】 | テキスト「第4章 低価格自動車にみるものづくり革新」の検討 | 【第6回】 | テキスト「第5章 風力発電産業の潜在的競争優位」の検討 | 【第7回】 | テキスト「第6章 コンテンツ産業に見る権利尾ビジネス」の検討 | 【第8回】 | テキスト「第7章 社会的企業の可能性」の検討 | 【第9回】 | テキスト「第8章 中小企業におけるイノベーション創出と持続的競争優位」の検討 | 【第10回】 | テキスト「第9章 イノベーションと中小企業の企業成長」の検討 | 【第11回】 | テキストに関する総括討論 | 【第12回】 | ベンチャー企業に関する学術論文1(和文)の検討 | 【第13回】 | ベンチャー企業に関する学術論文2(英文)の検討 | 【第14回】 | ベンチャー企業に関する学術論文3(英文)の検討 | 【第15回】 | 総括ディスカッション |
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