1. |
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
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この演習では、演習Iで準備した現地調査を実施することをねらいとします。それをもとに調査報告レポートを学生たち自身の協力で執筆してもらいます。また、自分たちが調査する都市または農村が、日本や世界の中でどのような位置づけになる場所なのかを理解するために、適切なテキストを選定して輪読し、それらをもとにディスカッションします。この授業は経済学部および地域経済学科のディプロマポリシーのすべて、即ちそれぞれのDP1DP1、DP2、DP3に対応します。。
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2. |
授業の到達目標 |
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現地調査を実行すること、そしてこれをもとに調査報告レポートをまとめることが学生の到達目標となります。
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3. |
成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
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成績評価は平常の学習態度と、現地調査への参加程度。及び調査報告レポートの執筆への貢献度、そしてディスカッションへの参加の程度を総合的に判断して行ないます。第15回目に行なう総括ディスカッションが学生へのフィードバックとなります。
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4. |
教科書・参考書 |
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テキストについては未定ですが、9月第1回目の授業で指示します。 参考書として、演習Iに引き続き、下記を指定します。 吉本哲郎(2008)『地元学をはじめよう』岩波ジュニア新書。 枝廣淳子(2018)『地元経済を創りなおす』岩波新書。 小笠原喜康(2018)『最新大学生のためのレポート・論文術』講談社現代新書。
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5. |
準備学修の内容・必要な時間 |
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現地調査のための事前学習は演習Iで完成するわけではありません。また現地調査をしたならば、それを記録するのに現地調査の2倍以上の時間を必要とします。さらに、調査報告レポートをまとめるためには、さらに数倍の時間を必要とします。こうした復習に相当する授業時間外での学習のほかに、テキスト輪読のための予習は1.5時間、報告者となる場合3時間の予習が必要になると見積もられます。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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演習参加学生は無欠席、無遅刻、無早退が当然のマナーです。また、テキストを必ず事前に読み、何を疑問に思うか考えてくることも全員に求められます。また現地調査に参加することはこの演習の単位取得のために必須です。 現地調査は8月または9月に行なうことを考えていますが、場合によれば10月から11月にかけての適切な日を選んで行なう可能性もあります。現地調査に必要な日数は未定ですが1泊2日ないし2泊3日を考えています。そのために必要な費用を準備することも忘れないでください。 2017年度から実施されている12月開催になる「ゼミ報告会」で山本ゼミとして報告することも必須です。2019年度ゼミ報告会の実施日程は未定です。
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7. |
授業内容 |
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【第1回】 | 現地調査の準備 第1回目 調査項目の選定 | 【第2回】 | 現地調査の準備 第2回目 参考となる現地調査報告論文の検討 | 【第3回】 | 現地調査の準備 第3回目 調査項目の確定 | 【第4回】 | 現地調査1 2時間分 | 【第5回】 | 現地調査2 2時間分 | 【第6回】 | 現地調査3 2時間分 | 【第7回】 | 現地調査4 2時間分 | 【第8回】 | 現地調査5 2時間分 | 【第9回】 | 現地調査6 2時間分 | 【第10回】 | 現地調査のとりまとめ 学生によるレポート提出とそのプレゼンテーション1 | 【第11回】 | 現地調査のとりまとめ 学生によるレポート提出とそのプレゼンテーション2 | 【第12回】 | 調査報告書レポート論文草稿検討 | 【第13回】 | ゼミ報告会への参加・報告 | 【第14回】 | 学生による、先行研究を踏まえたレポートの提出とその概要に関する口頭報告 | 【第15回】 | 総括ディスカッション |
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