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授業の概要(ねらい) |
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日本では多くの芸能が人々に親しまれてきました。近世期に成立した歌舞伎と浄瑠璃もその一つです。浄瑠璃は約400年前に人形あやつりと結びつくことで舞台芸能として発展し、近松門左衛門をはじめとする作者たちにより多くのすぐれた作品が生みだされました。この講義では、歌舞伎や浄瑠璃の歴史について学びます。
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2. |
授業の到達目標 |
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近世期の芸能について基礎的な理解を得ることを目標とします。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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期末試験(60%)、小テスト・レポート(20%)、平常点(20%)を合わせて評価します。試験は、ノート等の資料類の持ち込みは禁止です。なお期末試験に代えてレポートを課す場合もあります。
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4. |
教科書・参考書 |
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テキスト:プリントを用意します。 参考文献:授業の時に紹介します。
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5. |
準備学修の内容 |
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浄瑠璃・歌舞伎に限らず、さまざまな舞台芸術についてできるだけ触れて下さい。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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積極的な態度で出席して下さい。わからないことがあれば質問して下さい。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | ガイダンス~浄瑠璃と人形歌舞伎 | 【第2回】 | 風流の時代 | 【第3回】 | かぶき踊り | 【第4回】 | 三味線の成立 | 【第5回】 | 遊女歌舞伎・若衆歌舞伎 | 【第6回】 | 元禄歌舞伎~和事 | 【第7回】 | 元禄歌舞伎~荒事 | 【第8回】 | 人形浄瑠璃の成立 | 【第9回】 | 歌舞伎と人形浄瑠璃 | 【第10回】 | 幕末の歌舞伎:生世話物 | 【第11回】 | 河竹黙阿弥 | 【第12回】 | 外国人の観劇 | 【第13回】 | 散切物と活歴物 | 【第14回】 | 娘義太夫の流行 | 【第15回】 | まとめと試験 |
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