【第1回】 |
求められる教師像と教師の役割 ①教師の成長とリフレクションの意義(講義) ②グループ討議 ・自己の学びの原風景(小学校から高校までの経験)を振り返り、自分はどのような教師像を理想としているか明らかにしつつ、教師の役割についてディスカッションする。 ・A類学生は、自分の学生時代の経験を中心に、どのような教師を目指したいかを考察する。 ・B類学生は、自分の教師としての経験にも触れながら、理想の教師像をどのようにイメージし、どのように教育実践に取り組んできたかを振り返り、認識を深める。 |
【第2回】 |
教師としての自己、教師を目指す自己を見つめる ①コア・ア・リフレクション(講義・演習) ・コア・リフレクションを通じて、自己の強みに焦点を当てる。 ②グループ討議(実習に対する目標を立てる) |
【第3回】 |
子どもの学びとリフレクション ①子どもが学ぶとはどういうことか。また子どもの学びを支援するとはどういうことか。教育実習等における具体的場面を取り上げ、リフレクションする(講義・演習)。 ②グループ討議(各自の経験に基づき、子どもが学ぶことの意味を考える) |
【第4回】 |
教育環境とリフレクション ①子どもたち一人一人の成長にとって、教育環境(学級集団、教室環境等)とはどういう意味を持つのか。実習における具体的な場面を取り上げ、リフレクションする(講義・演習)。 ②グループ討議(実習の振り返り) |
【第5回】 |
教師の言葉・ふるまいとリフレクション ①子どもの成長や学習にとって、教師の言葉(発問を含む)やふるまいは重要である。子どもの自己肯定感と教師の言葉・ふるまいとの関係を考える(講義・演習)。 ②グループ討議(実習の振り返り) |
【第6回】 |
教育実習リフレクション ①これまでの教育実習について実習ノートをもとにリフレクションし、自己の課題や探求すべき課題を明らかにする。特に、B類学生及び課題研究を行う学生は、究明したい課題やその方法を明らかにする(講義・演習)。 ②グループ討議(実習の振り返り) |
【第7回】 |
リフレクションの方法を学ぶⅠ ①プロセスレコードによるリフレクションを理解し、その手法を身につける(講義・演習)。 ②グループ討議(実習の振り返り) |
【第8回】 |
リフレクションの実際①(グループごとに実施) ・プロセスレコードを活用したリフレクションを行い、自己の課題を明らかにし、授業改善を図る。 ・B類学生は、メンターとしての役割も果たせるよう、A類学生のリフレクションについて指導助言を行い、その能力を高める。 |
【第9回】 |
リフレクションの方法を学ぶⅡ ①ALACTモデルによるリフレクションを理解し、その方法を身につける(講義・演習)。 ②グループ討議(実習の振り返り) |
【第10回】 |
リフレクションの実際②(グループごとに実施) ・ALACTモデルを活用したリフレクションを行い、自己の課題を明らかにし、授業改善を図る。 |
【第11回】 |
リフレクションの実際③(グループごとに実施) ・ALACTモデルを活用したリフレクションを行い、自己の課題を明らかにし、授業改善を図る。 |
【第12回】 |
リフレクションの方法を学ぶⅢ ①授業記録の作成・分析及び実習ノートを活用した日常的なリフレクションを理解し、その手法を身につける(講義・演習)。 B類学生及び課題研究を行う学生は、自己の探求課題に基づく記録の分析等に取り組む。 ②グループ討議(実習の振り返り) |
【第13回】 |
リフレクションの実際④(グループごとに実施) ・A類学生は、実習で行った授業実践の記録、実習ノートを活用したリフレクションを行い、自己の課題を明らかにし、授業改善を図る。 ・B類学生及び課題研究を行う学生は、自己の探求課題に基づく記録の分析等に取り組む。 |
【第14回】 |
リフレクションの実際⑤(グループごとに実施) ・A類学生は、実習で行った授業実践の記録、実習ノートを活用したリフレクションを行い、自己の課題を明らかにし、授業改善を図る。 ・B類学生及び課題研究を行う学生は、自己の探求課題に基づく記録の分析等に取り組む。 |
【第15回】 |
まとめ ・リフレクションを通じて得られた自己の成果・課題及びリフレクションの効果的な手法についてまとめ、報告する。 |