1. |
授業の概要(ねらい) |
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全教育活動の中での道徳教育と、「要」としての「特別の教科 道徳」の授業について理解し、子ども同士が、そして子どもと教師が同じ人間として生きていく上での課題や夢を語り合い、磨き合い、高め合っていくことの大切さを感得すると共に、道徳の授業のための実践的な指導力を身につける。
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2. |
授業の到達目標 |
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①子どもの道徳性の形成及び道徳教育の構造と意義を理解する。 ②ねらいに応じた道徳の授業の学習指導案を作成することができる。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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ポートフォリオ 40% 課題レポート 60%
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4. |
教科書・参考書 |
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『中学校学習指導要領』文部科学省。 『中学校学習指導要領解説 道徳編』文部科学省。 その他必要に応じて授業で紹介する。
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5. |
準備学修の内容 |
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子どもの心の教育に役立ちそうな物語、映画や写真、絵画や詩歌などに興味をもち、積極的に触れるようにすること。また、日頃見かける子どもの言動にも興味をもち観察すること。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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本授業はグループでの授業づくり及び模擬授業が中心となります。活動への積極的な参加を求めます。また、受講者の数や授業づくりの作業の進行状況等に応じて計画が変更になる場合があります。 学習の主体者は子どもです。本来よりよく生きたい、学びたいと思っている子どもたちと共に、この世に生を受けたことを喜び合える道徳授業をどのように設計していったらよいのか、実践的に追究していきましょう。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | オリエンテーション | 【第2回】 | 道徳教育の目標、内容等 | 【第3回】 | 指導計画、評価等 | 【第4回】 | 指導法の例① 構造化方式、価値の明確化、モラルジレンマ等 | 【第5回】 | 指導法の例② エンカウンター、スキルトレーニング等 | 【第6回】 | 授業づくり1-① 主題の検討 | 【第7回】 | 授業づくり1-② 指導過程等の検討 | 【第8回】 | 授業づくり1-③ 指導案及び教材の作成 | 【第9回】 | 模擬授業1-① 前半グループ模擬授業及び検討会 | 【第10回】 | 模擬授業1-② 後半グループ模擬授業及び検討会 | 【第11回】 | リフレクション1 模擬授業の振り返り、指導案の修正 | 【第12回】 | 授業づくり2 指導案の修正及び教材の作成 | 【第13回】 | 模擬授業2-① 前半グループ模擬授業及び検討会 | 【第14回】 | 模擬授業2-② 後半グループ模擬授業及び検討会 | 【第15回】 | リフレクション2 模擬授業の振り返り、まとめ |
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