1. |
授業の概要(ねらい) |
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障害児を通常の保育所で保育する統合保育が始って40年が経過した。その間、知的な遅れのない発達障害の存在がクローズアップされるなど、通常の保育所における障害児の保育の在り方が変化してきている。本講義では、主に通常の保育所における障害児の保育について理解を深め、障害児の理解とともに、具体的な対応について基礎的な知識を得る。また、インクルージョンの視点から、障害児を含むクラスづくりなど、障害を持つ子どもが、健常の子どもたちとともに育つ環境づくりについて理解を深める。その他、障害児の療育の実際についても学ぶ。
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2. |
授業の到達目標 |
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・障害についての見方、考え方を理解している ・ダウン症、肢体不自由について基礎的な知識を持つ ・発達障害について基礎的知識をもち、保育現場の姿について知っている ・障害児の理解と保育における支援の在り方について基礎的な知識を持っている ・障害児を含むクラスづくりについて考えることができる
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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小レポートおよび授業への参加度(30%)、期末テスト(70%)を総合的に評価する。
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4. |
教科書・参考書 |
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『発達障がい児の保育とインクルージョン』芦澤清音著 大月書店
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5. |
準備学修の内容 |
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小レポートの作成、授業での発表などの準備を行う。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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日頃から、障害児者に関するニュースなどに関心をもち、授業に積極的に参加してもらいたい。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | オリエンテーション | 【第2回】 | 統合保育とその歴史 | 【第3回】 | 障害についての考え方、保育の中の気になる子とインクルージョン | 【第4回】 | 発達障害の子どもたち:自閉症 | 【第5回】 | 発達障害の子どもたち:ADHD | 【第6回】 | ダウン症、肢体不自由の子どもたち | 【第7回】 | 障がい児の療育の実際;療育施設の専門職の講演 | 【第8回】 | 通常の保育所における障害児の保育 | 【第9回】 | 保育実践事例をもとに障害児の行動から背景となる子どもの内面を理解し、保育を考える | 【第10回】 | ダウン症など発達の遅れのある子どもたちの保育 | 【第11回】 | 発達障害など気になる子のいるクラスづくりを考える 自閉症児のいるクラスの保育 | 【第12回】 | 複数の障害の子どもがいるクラスの保育 | 【第13回】 | 障害児を含むクラスの保育計画をたてる | 【第14回】 | 保育現場における障害児支援とインクルージョンについて総合的に考察する | 【第15回】 | まとめと期末テスト |
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