Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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ドイツ事情 II 大田 浩司
必修  2単位
【外国語】 17-1-1410-4470-08

1. 授業の概要(ねらい)

 ドイツの政治体制・社会経済・文化芸術について,中世から現代にいたる歴史をたどりながら様々な角度から広く講義します。講義形態ではありますが,板書とプリントだけではなく,パワーポイントによるスライド,DVD,インターネットなど様々なメディアをフル活用して分かりやすく楽しい授業を心がけます。

2.
授業の到達目標

 ①中世から現代にいたるドイツの政治経済・社会・文化についての基礎知識を身に付ける。
 ②ドイツと日本の政治経済・社会・文化の違いを客観的に比較できる。
 ③学んだ知識について正確かつ分かりやすく他者に説明できる。

3.
成績評価の方法および基準

 平常点(授業への参加度・毎回の講義のリアクションペーパー・随時行う小テスト)(40%),期末試験(60%)

4.
教科書・参考書

 参考書:宮田眞治ほか編著『ドイツ文化55のキーワード』(ミネルヴァ書房)2015,石田勇治著『図説ドイツの歴史』(河出書房新社)2007,坂井栄八郎著『ドイツ史10講』(岩波新書)2003。

5.
準備学修の内容

 適宜紹介する参考文献をしっかりと読んでください。また普段からテレビ,インターネット,新聞,雑誌などを通じて積極的にドイツの情報を得るようにしてください。

6.
その他履修上の注意事項

 毎回リアクションペーパーに授業についての質問やコメントを書いてもらい,次回の授業でフィードバックします。リアクションペーパーは成績評価のための重要な対象となるのでしっかりと記述してください。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 中世ドイツの政治体制・社会経済について学ぶ
【第2回】
 中世ドイツの文学・美術・建築について学ぶ
【第3回】
 宗教改革期ドイツの政治体制・社会経済・メディアについて学ぶ
【第4回】
 18世紀ドイツの政治体制・社会経済・メディアについて学ぶ
【第5回】
 カントと啓蒙主義について学ぶ
【第6回】
 文豪ゲーテの詩と小説について学ぶ
【第7回】
 19世紀ドイツの政治体制・社会経済・メディアについて学ぶ
【第8回】
 ロマン主義時代の音楽・美術・文学について学ぶ
【第9回】
 19世紀末からワイマール時代の政治体制・社会経済・メディアについて学ぶ
【第10回】
 19世紀末からワイマール時代の映画・美術・文学について学ぶ
【第11回】
 ナチ政権の登場と確立について学ぶ
【第12回】
 第二次世界大戦とホロコーストについて学ぶ
【第13回】
 東西冷戦期ドイツの政治体制・社会経済・メディアについて学ぶ
【第14回】
 東西冷戦期ドイツの映画・文学・ポップカルチャーについて学ぶ
【第15回】
 壁崩壊後のドイツについて学ぶ,後期のまとめ