Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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健康運動指導士現場実習 蛭間 栄介
選択  2単位
【スポーツ医療】 17-1-3074-1601-07

1. 授業の概要(ねらい)

 健康運動指導士資格に必要なすべての講義内容を理解した上で、健康運動指導士に必要な現場での活動の仕方について学修します。内容としては、接遇、施設管理業務および運動指導について学修します。運動指導は、市区町村の中高齢者を対象にした健康教室や企業の従業員を対象にしたリフレッシュ教室で体力測定および運動指導を担当します。

2.
授業の到達目標

 1.健康運動指導士として、各対象者の体力測定・評価および基本的な運動プログラムの作成ができる。
 2.健康のための運動指導や正しいデモンストレーションができる。
 3.運動施設における接遇待遇について実施できる。
 4.介護予防のための評価と運動指導ができる。

3.
成績評価の方法および基準

 現場実習先からの評価(50%)と実習ノート(50%)から評価をします。欠席は減点(5点)とします。

4.
教科書・参考書

 テキスト:『健康運動指導士養成講習会テキスト上 下』 健康・体力づくり事業財団 著
 参 考 書:『最新 フィットネス基礎理論』 小澤治夫・西端泉 著、(社)日本エアロビックフィットネス協会(JAFA)
 必要に応じてプリントを配布します。

5.
準備学修の内容

 テキストおよび参考書に指定してある教科書の内容を事前に読んで、健康運動指導士の役割について理解しておいてください。また、運動指導や対象別の体力測定や運動指導法について理解しておいてください。

6.
その他履修上の注意事項

 夏休み期間中に2週間の宿泊を伴う実習があります。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 授業のオリエンテーション:
 ・授業の進め方および現場実習について学修する。
【第2回】
 事前指導Ⅰ:現場実習参加に必要な申請書類を作成する。
【第3回】
 事前指導Ⅱ:一般健常者および高齢者の体力測定について学修する。
【第4回】
 事前指導Ⅲ:一般健常者および高齢者を対象にしたグループエクササイズについて学修する。
【第5回】
 事前指導Ⅳ:一般健常者および高齢者を対象にした有酸素トレーニングについて学修する。
【第6回】
 事前指導Ⅴ:健康増進施設の運営と管理について学修する。
【第7回】
 事前指導Ⅵ:接遇および施設業務管理について学修する。
【第8回】
 事前指導Ⅶ:フィットネス、プール、スタジオなどの運動施設の管理について学修する。
【第9回】
 現場実習Ⅰ:栃木県健康倶楽部での健常者を対象にした運動指導を学修する。
【第10回】
 現場実習Ⅱ:栃木県健康倶楽部での高齢者を対象にした運動指導を学修する。
【第11回】
 現場実習Ⅲ:栃木県健康倶楽部での子供を対象にした運動指導を学修する。
【第12回】
 現場実習Ⅳ:企業での運動指導を学修する。
【第13回】
 現場実習Ⅴ:介護施設での運動指導を学修する。
【第14回】
 事後指導Ⅰ:
 ・現場実習で学んだ内容について発表をし、討議をする。
【第15回】
 事後指導Ⅱ:
 ・現場実習での内容について補足説明をする。