Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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卒業演習(日本史5)- I 宮川 麻紀
選択必修  2単位
【史】 17-1-1340-4211-13A

1. 授業の概要(ねらい)

 こちらで用意する古代史の論文を各自一つ選択し、そこに挙げられている史料を載せながら内容を報告する。どのような史料を根拠に、どのような説を述べているか読解し、その要約と自身の考えを報告する。史料も辞書で調べ、読み下して現代語訳を述べられるようにする。
 報告者以外も、あらかじめ配布された論文を読んでおき、授業内で報告者に対して質問や意見を出してもらう。

2.
授業の到達目標

 古代史の論文を読解する能力を身につける。史料や専門用語を辞書や文献で調べる力をつける。研究上の様々な論点について理解し、疑問点や自身の考えを述べられるようにする。

3.
成績評価の方法および基準

 各回の授業での報告と討論への参加50%、学期末に提出するレポート(報告内容を発展させ、論文形式にして4000字以上で執筆する)50%、計100%で評価する。

4.
教科書・参考書

 初回に論文のコピーを配布する。参考文献は自身で探すこと。

5.
準備学修の内容

 演習参加者は、各回の報告で扱う論文を事前に読み、そこで明らかにされていることを理解する。報告者は論文の要旨をまとめ、挙げられている史料を探してレジュメにコピーを貼り、それを読解する。また、その内容について参考文献を読んで勉強する。
 報告やレポートは早めに準備すること。図書館で辞書や参考文献、史料を探す訓練をすること。

6.
その他履修上の注意事項

 卒業論文で日本古代を希望する人は、3年次までに履修すること。この演習への参加を通して、卒業論文のテーマを探し出し、卒業論文執筆に必要な史料や論文の読解力を身につけてほしい。また、日頃から関心のあるテーマを探すとともに、各報告の討論にもしっかり参加してほしい。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 演習の進め方についてのガイダンス、報告順・内容の決定
【第2回】
 論文の読み方・調べ方のガイダンス、史料の輪読
【第3回】
 報告・討論
【第4回】
 報告・討論
【第5回】
 報告・討論
【第6回】
 報告・討論
【第7回】
 報告・討論
【第8回】
 報告・討論
【第9回】
 報告・討論
【第10回】
 報告・討論
【第11回】
 報告・討論
【第12回】
 報告・討論
【第13回】
 報告・討論
【第14回】
 報告・討論
【第15回】
 報告・討論