担当者 | 中村 賢一 | |
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単位・開講先 | 必修 2単位 [経済学科] | |
科目ナンバリング | SEM-302 |
今日のような情報化社会では情報の経済的役割を理解することが重要です。また、現在、様々な制度改革が進められていますが、これらの改革の方向と成果を予測して、経済の先行きを見通すためには、人々の行動に集団的な規則性・予測可能性を生み出す、制度の経済的役割を理解することも重要です。そこで本演習では、先ず、ゲームの理論や情報の経済理論を学び、これらを用いた法の経済分析事例などを検討します。
情報の経済的役割を理解し、又、法の経済分析などで、制度の経済効果などを読み解く力を身につけて、急速に変化して行く経済環境の中で、経済学的に考えて積極的に行動するための基礎力を身につける。
発表と討論(10%)への参加及びレポート(90%)
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『入門 ゲーム理論と情報の経済学』 | 神戸伸輔著 | (株)日本評論社 |
参考文献 | 『破産法の第三者による認定問題』法と経済学研究第2巻1号、2006年2月 http://www.jlea.jp/ronbun/ronbun2-1.pdf、 | 法と経済学会 | |
参考文献 | 『日本型雇用慣行の賃金設定モデル』、2010年1月、 | (独)労働政策研究・研修機構 | |
参考文献 | 『地域の公共事業投資と地方分権』経済調査研究レビュー第8号、http://www.zai-keicho.or.jp/pdf/er_review_vol.8.pdf | (財)経済調査会 経済調査研究所 | |
参考文献 | 『法と海外投融資(その1)』~『法と海外投融資(その6)』海外投融資情報財団・海外投融資 | 海外投融資情報財団 |
教科書に沿って進めるので、毎回教科書の授業範囲を読み、また、練習問題を解くなど、予習と復習を必ず行うこと。
日本のバブル、米国のサブプライム層向け住宅ローンバブル、ユーロの危機など、今起こっている経済問題を理解するため必要な経済理論を学ぶ演習です。今起こっている経済の出来事に関心を持ち、新聞・雑誌等の経済記事を読むこと。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 情報の非対称性 |
第2回 | リスクと保険-報告 |
第3回 | リスクと保険-演習 |
第4回 | モラルハザード-報告 |
第5回 | モラルハザード-演習 |
第6回 | 逆選択-報告 |
第7回 | 逆選択-演習 |
第8回 | スクリーニング-報告 |
第9回 | スクリーニング-演習 |
第10回 | シグナリング-報告 |
第11回 | シグナリング-演習 |
第12回 | 日本の人事システム |
第13回 | 法・契約の不完備性 |
第14回 | 米国破産法とサブ・プライム層向け住宅ローンバブルの崩壊 |
第15回 | 共有地・反共有地の悲劇とユーロ危機 |