担当者 | 高木 暢亮教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択必修 2単位 [史学科] | |
科目ナンバリング | ARC-203 |
この授業では人類史上での金属器の利用開始と生産技術の発展について、考古資料をもとに解説する。特に東アジア地域における金属器の発展について焦点をあてる。具体的には中国大陸における青銅器の出現と展開、鉄器利用の開始について触れ、さらに中国の青銅器や鉄器文化が東アジア周辺地域にどのように拡散していったかについて説明する。日本列島での青銅器文化の受容と受容後の青銅器の祭器化や日本における鉄生産開始時期をめぐる議論についても論じる。
1.人類史上での金属器の出現がもつ意義と影響について理解する
2.日本列島における青銅器文化や鉄器文化の受容と展開について理解する
授業内テストによって成績を評価する。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
参考文献 |
授業内で示した参考文献等に目を通しておくことが望ましい。
テキストは特に指定しない。必要に応じてプリント等の資料を配布する。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス |
第2回 | 青銅器と鉄器の特徴 |
第3回 | 人類の金属利用の歴史 |
第4回 | 中国大陸の青銅器1 |
第5回 | 中国大陸の青銅器2 |
第6回 | 朝鮮半島の青銅器 |
第7回 | 日本の青銅器1 |
第8回 | 日本の青銅器2 |
第9回 | 日本の青銅器3 |
第10回 | 東アジアにおける鉄器の出現と展開 |
第11回 | 日本の鉄器1 |
第12回 | 日本の鉄器2 |
第13回 | 日本の鉄器3 |
第14回 | 日本における鉄生産時期をめぐる議論について |
第15回 | まとめとテスト |