文化交流史Ⅱ
担当者スピルマン クリストファー
単位・開講先選択  2単位 [日本文化学科]
科目ナンバリングHSG-102

授業の概要(ねらい)

 本講義は、近代(19世紀・20世紀)の日本と世界の関係について学ぶ。主に外交や文化交流を中心に講義を進めていきたい。時代的には、第一次世界大戦の終わりから現在までを取り上げる。

授業の到達目標

 近代日本の背景にある思想を学ぶことによって、現代の日本に関する理解を深め、思考能力と分析力を高める。

成績評価の方法および基準

 ・期末試験(70%)
 ・出席(20%)
 ・授業への参加(10%)

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書・教科書:特に指定しない。
・参考書:授業時に適宜紹介する。
参考文献昭和史講義ー最新研究で見る戦争への道
昭和史講義2-専門研究者が見る戦争への道
筒井清忠編
筒井清忠編
筑摩書房2015
筑摩書房2016

準備学修の内容

 授業ノートを読み返し、復習する。また授業で紹介する参考文献を読み、知識を広げる。

その他履修上の注意事項

 積極的な質問を期待する。

授業内容

授業内容
第1回 授業の説明
第2回 第一次世界大戦末期の日本と世界の動向
第3回 大国アメリカの台頭
第4回 ヴェルサイユ・ワシントン体制と日本
第5回 中国の民族主義と日本
第6回 1920年代における移民問題と日本
第7回 ソ連の動向と日本
第8回 ナチス・ドイツの誕生と日本の立場
第9回 国際連盟の脱退と英米との摩擦
第10回 大東亜共栄圏とアジア諸国との交流
第11回 第二次世界大戦―宣伝を中心に
第12回 戦後日本の国際的復興 (冷戦の中の日本)
第13回 「日本近代化」論と東京オリンピック
第14回 21世紀の日本―近隣諸国との関係を中心に、 総まとめ
第15回 まとめと試験