日本文化研究(近代社会と文化)Ⅱ
担当者スピルマン クリストファー
単位・開講先選択  2単位 [日本文化学科]
科目ナンバリングJLT-204

授業の概要(ねらい)

 本講義は、近代日本の社会と文化の関係を取り上げる。第一次世界大戦は世界を大きく変化させ、日本の市民生活にも多大の影響を及ぼした。その後、第二次世界大戦、敗戦、占領、新しい日本の誕生、高度経済成長、バブル経済などの現象が続いた。講義では、社会と文化の移り変わりを紹介し、分析していく。

授業の到達目標

 近代日本の背景にある思想を学ぶことによって、現代日本に関する理解を深め、思考能力と分析力を高める。

成績評価の方法および基準

 ・期末試験(70%)
 ・出席(20%)
 ・授業への参加(10%)

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書・教科書:特に指定しない。
・参考書:授業時に適宜紹介する。
参考文献昭和史講義ー最新研究で見る戦争への道筒井清忠編筑摩書房 2015
参考文献昭和史講義ー専門研究者が見る戦争への道筒井清忠編筑摩書房 2016

準備学修の内容

 授業ノートを読み返し、復習する。また授業で紹介する参考文献を読み、知識を広げる。

その他履修上の注意事項

 積極的な質問を期待する。

授業内容

授業内容
第1回 授業の説明
第2回 第一世界大戦期の社会の変化
第3回 普通選挙運動
第4回 大正デモクラシー期の文化
第5回 関東大震災と社会
第6回 アジアへの進出と社会
第7回 30年代のテロ事件と社会の変化
第8回 国家総動員、新体制運動と社会
第9回 第二次世界大戦と社会
第10回 敗戦と占領
第11回 戦後の改革と社会・文化の変化―その一
第12回 戦後の改革と社会・文化の変化―その二
第13回 高度成長期の新しい文化
第14回 総まとめ
第15回 まとめと試験