担当者 | 大山 高教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [経済学科] | |
科目ナンバリング | SPS-202 |
産業という言葉は、第一次産業(農林業、鉱業、漁業など)と第二次産業(第一次産業で生産したものを加工する製造業、建築業など)はよく耳にします。それでは、スポーツ産業とは何産業なのでしょうか?スポーツとはモノではなく、ソフトであるサービスとして認識するのであれば「スポーツ産業は第三次産業である」と理解するのが普通です。しかしスポーツの概念は幅が広く、スポーツ用品を製造している企業からすればスポーツ産業は第二次産業であると考えられますし、プロスポーツクラブは、スポーツ興行で生産される「試合」を販売しているサービス産業(第三次産業)です。
つまり、スポーツを扱うビジネスは非常に複雑なのです。スポーツ産業を理解するということは、スポーツという商品の価値がどのように創出され、価値がどのように現金化されるかを理解することを意味します。ただし、スポーツは商品であると同時に文化でもあり、スポーツ産業はスポーツ文化の振興を担っているという視点も必要以上を踏まえて、本講義では、スポーツ産業を構成する諸産業に分解し、それぞれの仕組みについて解説を行います。
授業の到達目標は「一人でも多くの受講生が“将来、スポーツの仕事をしたい”と感じ、イメージできた」です。
『スポーツ用品メーカーで働く』
『スポーツ情報をテレビやネットで配信していく仕事をしたい』
『プロスポーツビジネスの仕事をしたい』
『地域のスポーツクラブやフィットネスクラブでインストラクターになりたい』
スポーツビジネス概論では、授業を通じて誰もが思い描く「スポーツの仕事とは?」の疑問を解決させていきます。
出席:7割以上の出席を前提とする。平常点として30点
試験:期中に授業中テスト(教科書持ち込み可)14点×5回 計70点
※公欠、病欠は証明書があれば認める
以上を総合的に評価する。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『Jリーグが追求する「地域密着型クラブ経営」が未来にもたらすもの』 | 大山 高 | (青娥書房) |
教科書 | 『海外のサッカーはなぜ巨大化したのか』ー欧州サッカーの歴史とクラブ経営に学ぶスポーツマネジメントー | 大山 高 | (青娥書房) |
参考文献 | 『マネジメント エッセンシャル版 基本と原則』 | (ダイヤモンド社) |
興味を持った課題について「自分は何がしたいのか?」を自問自答してください。配布資料や参考文献を通じて独習し、授業時間外でも勉学や実務経験(インターンシップなど)に励んでください。
この講義では、講師自身が実際に仕事として携わってきた企業(実業団)チームの運営、選手のブランドマネジメント、Jリーグクラブのプロスポーツクラブ経営、広告代理店での権利ビジネス、Jリーグブランドマーケティングとは何かを詳しく紹介していきます。
スポーツ産業界で働くには、どのような考え方が必要か?学生諸君の理解を深めるために積極的な発言&相談を期待しています。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス |
第2回 | スポーツ産業の定義 |
第3回 | スポーツビジネスの現状と課題 |
第4回 | スポーツ施設産業/公共スポーツ施設のマネジメント |
第5回 | スポーツとメディア産業 |
第6回 | 実務者による講義 |
第7回 | スポーツサービスとスポーツ消費者の関係性 |
第8回 | スポーツマネジメント概論 |
第9回 | クラブ事業のマネジメント |
第10回 | スポーツイベント事業のマネジメント |
第11回 | チケット販売戦略/顧客の把握とCRM |
第12回 | スポーツ・スポンサーシップ |
第13回 | スポーツ資格制度/スクール事業のマネジメント |
第14回 | 実務者による講義 |
第15回 | 総括 |