日本映画史Ⅱ
担当者筒井 清忠教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [日本文化学科]
科目ナンバリングJLT-106

授業の概要(ねらい)

 春期に続き時代劇を中心に日本映画の歴史を学びます。リュミエール兄弟のシネマトグラフ発明から比較的早い時期に日本では京都に映画が上陸、日本固有のジャンルである時代劇を一つの軸としてそれは発達しました。そして、映画全盛期の間、それは極めて多く作られました。したがって時代劇の歴史を学ぶことは日本映画の歴史を学ぶことになります。授業は学生の質問に答える形が多くなります。積極的に質問してください。
 ※授業内容によっては対面授業を行うことがあります。

授業の到達目標

 日本映画の歴史についての標準的知識を習得し日本映画の歴史につい他者に説明できるようにする。

成績評価の方法および基準

 毎回の小レポートによる。
最終回は必ず出席すること。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書なし
参考文献

準備学修の内容

 日本映画についての基礎知識を習得し、小レポートに向けてまとめておくこと。

その他履修上の注意事項

 授業中に出てきた映画のうちメリックにヴィデオ・DVDのあるものはできるだけ見ること。

授業内容

授業内容
第1回 大映時代劇4-市川雷蔵
第2回 大映時代劇5-勝新太郎
第3回 東映時代劇1-内田吐夢『大菩薩峠』
第4回 東映時代劇2-内田吐夢『宮本武蔵』
第5回 東映時代劇3-マキノ雅広
第6回 東映時代劇4-沢島忠
第7回 東映時代劇5-中村錦之助
第8回 東映時代劇6-任侠映画の世界
第9回 幕末維新映画1-倒幕派映画の系譜
第10回 幕末維新映画2-佐幕派映画の系譜
第11回 時代劇のジャンル1-武士
第12回 時代劇のジャンル2-浪人・「下郎」
第13回 時代劇のジャンル3-庶民
第14回 時代劇の特質
第15回 時代劇の危機