ドイツ事情Ⅰ
担当者大田 浩司教員紹介
単位・開講先必修  2単位 [外国語学科 仏・独・西・中・韓語コース(2017年度以降)]
科目ナンバリングEUS-103

授業の概要(ねらい)

 EUを政治と経済においてリードする大国であるドイツの現在の姿を,政治・経済,ライフスタイル,ポップカルチャー,仕事観,結婚観,教育制度,環境問題,移民・難民問題,過去の克服などさまざまな角度から多面的に紹介します。パワーポイントによるスライド,DVD,インターネットなど様々なメディアをフル活用して分かりやすく楽しい授業を心がけます。

授業の到達目標

 ①現代ドイツについての基礎知識を多面的に身に付ける。
 ②ドイツと日本の政治経済・社会・文化の違いを客観的に比較できる。
 ③学んだ知識について正確かつ分かりやすく他者に説明できる。

成績評価の方法および基準

 平常点(毎回行う授業内課題)(40%),期末試験(60%)

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献『ドイツ文化55のキーワード』2015宮田眞治ほか編著(ミネルヴァ書房)
参考文献『現代ドイツ政治』2015西田慎ほか編著(ミネルヴァ書房)
参考文献『現代ドイツを知るための62章』第2版2013浜本隆志ほか編著(明石書店)

準備学修の内容

 適宜紹介する参考文献をしっかりと読んでください。また普段からテレビ,インターネット,新聞,雑誌などを通じて積極的にドイツの情報を得るようにしてください。

その他履修上の注意事項

 毎回授業内課題(授業内容のまとめと自分自身の意見)を提出してもらいます。授業内課題はルーブリックに基づいて評価し,次回の授業でフィードバックします。授業内課題は成績評価のための重要な対象となるのでしっかりと記述してください。

授業内容

授業内容
第1回 イントロダクション(授業の進め方・評価基準についての説明),ドイツ語圏についての基本情報について学ぶ
第2回 ドイツ人のライフスタイル,仕事観,結婚観,家庭観について学ぶ
第3回 ドイツ人の食文化とファッションについて学ぶ
第4回 ドイツの首都ベルリンとポップカルチャーについて学ぶ
第5回 現代ドイツの政治システムと経済について学ぶ
第6回 現代ドイツの教育制度について学ぶ
第7回 現代ドイツの社会保障と福祉について学ぶ
第8回 戦後ドイツの過去の克服について学ぶ
第9回 東ドイツと西ドイツについて学ぶ(1945年~ベルリンの壁崩壊まで)
第10回 東ドイツと西ドイツについて学ぶ(ベルリンの壁崩壊以降)
第11回 戦後ドイツの環境問題とエネルギー政策について学ぶ(1945年~2011年)
第12回 戦後ドイツの環境問題とエネルギー政策について学ぶ(2011年以降)
第13回 戦後ドイツの移民・難民問題について学ぶ(1945年~2015年)
第14回 戦後ドイツの移民・難民問題について学ぶ(2015年以降)
第15回 前期のまとめとテスト