日本史概説Ⅰ
担当者相澤  央教員紹介
単位・開講先選択必修  2単位 [史学科]
科目ナンバリングJPH-101

授業の概要(ねらい)

 本講義は、高等学校で学習してきた日本史全般の知識の復習を主とし、その理解をさらに深めることを目標とします。各時代のポイントとなる歴史事象や社会背景について、適宜史料を読解しながら授業します。春期は原始・古代から中世までです。

授業の到達目標

 ①日本史の各時代の流れを把握し、重要な基礎知識を身に付ける。
 ②多様な視点からする歴史研究について知り、理解する。

成績評価の方法および基準

 授業への参加度と感想・質問(10%)と期末テスト(90%)で評価します。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書テキスト:使用しません。毎回授業レジュメを配布します。
参考文献『大学でまなぶ日本の歴史』吉川弘文館
参考文献『概論日本歴史』吉川弘文館
参考文献『教養の日本史〔第2版〕』東京大学出版会

準備学修の内容

 事前に、高等学校の日本史の教科書などで各時代の概要を把握して授業に臨んでください。復習をしっかり行い、授業で紹介する参考文献やそれ以外の関連書籍を読んで理解を深めてください。

その他履修上の注意事項

毎回、授業内容についてのコメントシート(感想・質問)を提出してもらいます。なお、7の授業計画は、進行状況により変更することがあります。

授業内容

授業内容
第1回 授業の内容、進め方などについてのガイダンス
第2回 原始の生活と文化
第3回 稲作のムラから前方後円墳のクニへ
第4回 飛鳥の朝廷から律令国家へ
第5回 平城京の時代と天平文化
第6回 平安初期の政治と文化
第7回 貴族政治と国風文化
第8回 荘園と武士
第9回 院政と平氏の台頭
第10回 鎌倉幕府の成立と武士の社会
第11回 鎌倉幕府の衰退と鎌倉文化
第12回 室町幕府の成立
第13回 室町幕府の衰退と庶民の台頭
第14回 戦国大名の登場と室町文化
第15回 春期の授業のまとめとテスト