担当者 | リネペ アンドレ教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [総合基礎科目] | |
科目ナンバリング | PHE-102 |
本講義では日本古代から近代に至るまで著名な文献資料を紹介し、それに関する日本や西洋における文化思想研究の最新の研究テーマと方法論を検討する。また、我々が生きている現代に日本の文化と思想はどう観られているかを考えたい。
・日本思想史の著名な文献について説明できること
・最新の研究アプローチについて説明できること
・平常点(30%)講義への積極的参加と、リアクションペーパーへの回答
・試験(70%)正当な理由なく試験を受験しなかった場合、0点の評価となるので注意すること
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『日本思想史の名著30』 | 苅部直 | ちくま新書 2018 |
教科書 | |||
参考文献 | 『概説日本思想史』 | 佐藤弘夫編 | ミネルヴァ書房 2005 |
参考文献 | 『江戸の思想史:人物・方法・連環』 | 田尻祐一郎 | 中公新書 2011 |
参考文献 | 『日本思想史ハンドブック』 | 苅部直・片岡龍編 | 新書館 2008 |
以下のような準備学習課題を課する。授業は各自の予習をもとに進めるので、やっていないと授業での活動を深めることが難しくなる。
・講義内で指示した文献を読む
・講義の出席前に前回の授業のノートを読み返し、復習する
・受講希望者は必ず初回の授業に出席する
・学生証を所持する
・欠席や遅刻は止むを得ない場合は例外とし、定時には着席する
・講義計画は適宜変更する可能性がある
・合理的配慮などの特別な理由がない場合、パソコンの持ち込みは禁止する
回 | 授業内容 |
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第1回 | ・ガイダンス(自己紹介、授業目的、授業目的、授業方法、成績評価の説明について) ・講義ノートの取り方についての説明 |
第2回 | ・講義:「近世(本居宣長『くず花』)」 ・リアクションペーパーの作成についての説明 |
第3回 | ・講義:「近世(平田篤胤『霊の真柱』) ・リアクションペーパーの発表①とその討論(グループワーク) |
第4回 | ・講義:「近世(会沢正志斎『新論』)」 ・リアクションパーパーの発表②とその討論(グループワーク) |
第5回 | ・講義:「近世(横井小楠『国是三論』)」 ・リアクションパーパーの発表③とその討論(グループワーク) |
第6回 | ・講義:「現代(福沢諭吉『文明論之概略』)」 ・リアクションパーパーの発表④とその討論(グループワーク) |
第7回 | ・講義:「近代(中江兆民『三酔人経綸問答』)」 ・リアクションパーパーの発表⑤とその討論(グループワーク) |
第8回 | ・講義:「近代(徳富蘇峰『将来之日本』)」 ・リアクションパーパーの発表⑥とその討論(グループワーク) |
第9回 | ・講義:「近代(新渡戸稲造『武士道』) ・リアクションパーパーの発表⑦とその討論(グループワーク) |
第10回 | ・講義:「近代(井上哲次郎『日本古学派之哲学』) ・リアクションパーパーの発表⑧とその討論(グループワーク) |
第11回 | ・講義:「近代(平塚らいてう『元始、女性は太陽であった』)」 ・リアクションパーパーの発表⑨とその討論(グループワーク) |
第12回 | ・講義:「近代(柳田國男『明治大正史 世相篇』)」 ・リアクションパーパーの発表⑩とその討論(グループワーク) |
第13回 | ・講義:「近代(和辻哲郎『倫理学』)」 ・リアクションパーパーの発表⑪とその討論(グループワーク) |
第14回 | ・講義:「現代(丸山真男『忠誠と反逆』) ・リアクションパーパーの発表⑫とその討論(グループワーク) |
第15回 | 総括と試験 |