担当者 | 増渕 達夫教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [自己啓発支援科目] | |
科目ナンバリング | CAE-310 |
選挙権年齢や成年年齢の引き下げなど、若者が主体的に社会に参画することが強く求められている。こうした中、この授業では、時事問題について、政治、経済、文化、倫理などの観点から考察し、理解を深め、主体的に判断し、様々な人々と協働して課題を解決する基礎を育成する。
○ 政治、経済、文化、倫理などの基本的な概念等について理解できる。
○ 時事問題について、様々な情報を活用し、公正に判断できる。
○ 社会の在り方や自らの生き方等について探究し、適切に表現できる。
○ 出席及び毎授業における課題(50%)
○ 試験(50%)
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | テキストは使用しない。 | ||
参考文献 | 参考となる文献や資料は、適宜指示する。 |
○ 講義資料は、事前にLMSに掲載するので、プリントアウト等により内容を把握しておくこと。
○ 新聞やニュースなどを通して、現代の社会の課題について、自分自身との関係から把握すること
○ 時事問題について理解するだけにとどまらず、解決するために何をすべきかを考え、自分の見解を文章で表現できるようにすること
○ 授業では、可能な限りグループ協議等を取り入れる。グループ協議が円滑に行えるよう、名簿確定段階で座席を指定する。
○ グループ協議が成立するためには、受講者の主体的かつ積極的な参加が不可欠である。
○ 授業では、時事問題に関する客観的な理解にとどまらず、課題解決の方向性、自らの関与の在り方などについて見解を求める。
○ 新聞やテレビのニュースなどを意識的に見ておくこと。
○ 次に示す「7 各回の授業内容」は、状況に応じて変更する可能性がある。
回 | 授業内容 |
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第1回 | オリエンテーション ○ 授業の進め方、留意事項等 主権者としての責任と義務について ○ 国民主権についての考察 |
第2回 | 基本的人権の尊重について(1) ○ 日本国憲法が保障する基本的人権の内容等の理解 ○ 現代社会が直面している人権上の課題の考察 |
第3回 | 基本的人権の尊重について(2) ○ 現代社会が直面している人権上の課題の考察 ○ 人権保障のために取り組むべきことの考察 |
第4回 | 天皇の地位と役割について ○ 日本国憲法や皇室典範などにおける規定の理解 ○ 天皇の役割等に関する考察 |
第5回 | 国会について ○ 日本国憲法や国会法などにおける規定の理解 ○ 第201回国会における主な議論に関する考察 |
第6回 | 内閣について ○ 日本国憲法や内閣法などにおける規定の理解 ○ 現在の内閣が取り組むべき課題と対応に関する考察 |
第7回 | 司法制度について ○ 日本国憲法や裁判所法などにおける規定の理解 ○ 司法制度改革の背景、成果と課題などに関する考察 |
第8回 | 地方自治について ○ 日本国憲法や地方自治法などにおける規定の理解 ○ 地方公共団体の首長や議員の選挙における争点などに関する考察 |
第9回 | 企業の役割について ○ 会社法などにおける規定の理解 ○ 企業の社会的役割などに関する考察 |
第10回 | 政府の役割と財政・租税について ○ 令和2年度における我が国の歳入及び歳出の概要に関する理解 ○ 予算案審議における主な論点と今後の財政上の課題に関する考察 |
第11回 | 金融の仕組みと働きについて ○ 金融の役割や意義に関する理解 ○ 金利や為替の動向と経済生活への影響などに関する考察 |
第12回 | 経済成長や景気変動と国民生活の向上について ○ 政府の月例経済報告等に関する理解 ○ 景気の動向と国民生活への具体的な影響に関する考察 |
第13回 | 我が国の安全保障と防衛について ○ 我が国の主権と領土に関する理解 ○ 現行憲法下での国際貢献の在り方に関する考察 |
第14回 | 持続可能な社会の形成について ○ 我が国が直面する課題と主権者としての関与に関する考察 |
第15回 | 試験とまとめ |