新聞の読み方・使い方Ⅰ
担当者増渕 達夫教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [自己啓発支援科目(短大)]
科目ナンバリングCAE-110

授業の概要(ねらい)

 新聞は、私たちが社会の動きを把握し、様々な判断を行うために、極めて重要な資料である。この授業では、提示された新聞記事の内容要約等の演習に取り組むとともに、記事の背景に関する講義等により、当該の記事の内容を正確に理解し、主体的な情報活用能力や判断力、表現力等を育成する。

授業の到達目標

(1)新聞記事の内容を、指示に従って要約できる。
(2)新聞記事の内容について、その背景などを踏まえて理解し、自分の言葉で説明できる。
(3)新聞記事を活用して、社会的事象について、公平で中立的な観点から他者に説明するとともに、自らの見解を根拠をもって述べることができる。

成績評価の方法および基準

出席及び毎授業における演習(50%)、試験(50%)

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書テキストは使用しない。
参考文献「月刊 新聞ダイジェスト」(株)新聞ダイジェスト社

準備学修の内容

○ 大学や地域の図書館等も活用して、新聞を読む習慣を身に付けるよう努めること。
○ 日頃から新聞やテレビのニュース等を意識的に見るよう心がけること。
○ 自分の見解を述べる際には、新聞等の報道内容を踏まえて根拠を明らかにする。

その他履修上の注意事項

○ 授業は、①提示された新聞記事の要約の演習、②新聞記事の解説、③新聞記事の背景となる法律、政治、経済、社会、文化などの側面からの考察、④授業の主題に関する課題への回答などによって構成する。
○ 新聞記事以外の講義資料はLMSに事前に掲載するので、あらかじめプリントアウト等により概要を把握しておくこと。
○ 必要に応じてグループ協議なども取り入れる。円滑に協議を行うことができるよう、名簿が確定した段階から座席を指定する。
○ 受講者は、授業内で取り組む内容が多いことを想定して受講すること。
○ 新聞報道の動向によっては、次に示す「7 各回の授業内容」を変更する可能性がある。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション
講義「新聞記事の活用について」
第2回基本的人権の尊重について(1)
○ 新聞記事の内容把握
○ 講義と考察
第3回基本的人権の尊重について(2)
○ 新聞記事の内容把握
○ 講義と考察
第4回天皇の地位と役割について
○ 新聞記事の内容把握
○ 講義と考察
第5回国会について
○ 新聞記事の内容把握
○ 講義と考察
第6回内閣について
○ 新聞記事の内容把握
○ 講義と考察
第7回司法制度について
○ 新聞記事の内容把握
○ 講義と考察
第8回地方自治について
○ 新聞記事の内容把握
○ 講義と考察
第9回企業の役割について
○ 新聞記事の内容把握
○ 講義と考察
第10回政府の役割と財政・租税について
○ 新聞記事の内容把握
○ 講義と考察
第11回金融の仕組みと働きについて
○ 新聞記事の内容把握
○ 講義と考察
第12回経済成長や景気変動と国民生活の向上について
○ 新聞記事の内容把握
○ 講義と考察
第13回我が国の安全保障と防衛について
○ 新聞記事の内容把握
○ 講義と考察
第14回持続可能な社会の形成について
○ 新聞記事の内容把握と主権者としての責任に関する考察
第15回試験とまとめ