新聞の読み方・使い方Ⅱ
担当者増渕 達夫教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [自己啓発支援科目(短大)]
科目ナンバリングCAE-111

授業の概要(ねらい)

 新聞は、私たちが社会の動きを把握し、様々な判断を行うために、極めて重要な資料である。この授業では、提示された新聞記事の内容要約等の演習に取り組むとともに、記事の背景に関する講義等により、当該の記事の内容を正確に理解し、主体的な情報活用能力や判断力、表現力等を育成する。

授業の到達目標

(1)新聞記事の内容を、指示に従って要約できる。
(2)新聞記事の内容について、その背景などを踏まえて理解し、他者に説明できる。
(3)新聞記事を活用して、社会的事象について、公平で中立的な観点から他者に説明するとともに、自らの見解を根拠をもって述べることができる。

成績評価の方法および基準

○ 2020年度の秋学期は、オンライン(LMS上の授業資料と音声)で行う。
○ 毎回の課題の提出をもって出席として取り扱う。
○ 評価は15回の出席状況(課題の提出状況)、毎回提出する課題の得点(5点満点×15回=75点 5点は要求水準に達した内容、3点は要求水準には達していないが取組は評価、1点は提出のみ認定、の三段階で評価)及びレポート(50点)を総合的に判断して行う。
○ 課題等において要求する水準は、初回の授業で説明する。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書なし
参考文献なし

準備学修の内容

○ 大学や地域の図書館等も活用して、指示された新聞記事を読み、指示に従って内容を要約する。
○ 指定された記事を丁寧に読み、その内容を把握するとともに、正しく理解するために必要な情報を収集できるようにする。
○ 複数の新聞記事を比較検討し、報道内容に特徴があることを把握する。
○ 自分の見解を述べる際には、新聞等の報道内容を踏まえて根拠を明らかにする。

その他履修上の注意事項

○ 指示した新聞記事は、大学図書館等を活用して、受講者自らが確実に入手すること。授業担当者は、LMS上には新聞記事を掲載しない。
○ 授業は、①予め指示された新聞記事の解説、②新聞記事の背景となる法律、政治、経済、社会、文化などの側面からの考察、③授業の主題に関する課題への回答、などによって構成する。
○ 新聞報道の動向によっては、次に示す「7 各回の授業内容」を変更する可能性がある。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション
講義「新聞記事の活用について」
第2回教育に関する問題について
○ 新聞記事の内容把握
○ 講義と考察
第3回生命倫理に関する問題について
○ 新聞記事の内容把握
○ 講義と考察
第4回環境保全に関する問題について
○ 新聞記事の内容把握
○ 講義と考察
第5回情報化の進展に関する問題について
○ 新聞記事の内容把握
○ 講義と考察
第6回少子高齢化の進展に関する問題について
○ 新聞記事の内容把握
○ 講義と考察
第7回人権の尊重に関する問題について
○ 新聞記事の内容把握
○ 講義と考察
第8回アメリカの大統領に関する問題について
○ 新聞記事の内容把握
○ 講義と考察
第9回地方自治に関する問題について
○ 新聞記事の内容把握
○ 講義と考察
第10回オリンピック・パラリンピックに関する問題について
○ 新聞記事の内容把握
○ 講義と考察
第11回日本国憲法に関する問題について
○ 新聞記事の内容把握
○ 講義と考察
第12回労働に関する問題について
○ 新聞記事の内容把握
○ 講義と考察
第13回税制に関する問題について
○ 新聞記事の内容把握
○ 講義と考察
第14回我が国や東京都が直面する問題について
○ 新聞記事の内容把握
○ 講義と考察
第15回2020年の主な新聞記事について
○ 新聞記事の内容把握と主権者としての責任に関する考察