担当者 | 近藤 清美教員紹介 | |
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単位・開講先 | 必修 2単位 [心理学科 2018年度以降] | |
科目ナンバリング | SEM-302 |
人は生涯を通じて発達するものであり,発達心理学的研究はすべての年齢を対象としている。また,発達はどこにである日常的な現象であり,人の営みのすべが発達的現象であると言っても過言ではない。
本演習は,心理学研究演習Ⅰに引き続き,フィールド研究を通じて,発達的問題の追究を試みるものである。
心理学研究演習Ⅱにおいては実際にフィールドに出てデータを取得してまとめるところまでをする。データは,行動観察であったり,面接であったり,調査であったり様々な形が考えられる。研究目的に合わせて,ふさわしい研究方法を使うことになる。
直に見て生で体験しながら発達について学ぶところに本演習の特徴がある。
・人々の生きる生の姿から学び,発達的視点をもって考えることができる。
・フィールド研究のやり方を理解し,実施する。
・人々との関わりや自分自身と関わることで,自らの生き方を見つける。
授業への参加度や研究における取り組み方(50%)と,期末レポート(50%)によって評価する。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
参考文献 |
実際にフィールドで生の現象を見たり体験したりしながら記録を残す。その積み重ねがデータとなる。また,経験したことを検証するためには文献研究が不可欠である。
フィールド・ワークは定められた時間割の中で行うとは限らない。授業はフィールドでの活動を主体に行われるので,外での活動が好きな人にこの演習は向いている。また,学外の方との協力のもとで行われるため,人権や倫理的意識と共に社会的常識やコミュニケーション能力が求められる。
回 | 授業内容 |
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第1回 | オリエンテーション |
第2回 | フィールド研究の実際(1) |
第3回 | フィールド研究の実際(2) |
第4回 | フィールド研究の実際(3) |
第5回 | フィールド研究の実際(4) |
第6回 | フィールド研究の実際(5) |
第7回 | 中間報告会 |
第8回 | フィールド研究の実際(6) |
第9回 | フィールド研究の実際(7) |
第10回 | フィールド研究の実際(8) |
第11回 | フィールド研究の実際(9) |
第12回 | フィールド研究の実際(10) |
第13回 | データの分析とまとめ(1) |
第14回 | データの分析とまとめ(2) |
第15回 | 研究発表会 |