担当者 | 宮川 麻紀教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [文学研究科 日本史・文化財学専攻] | |
科目ナンバリング |
この授業は、大学院修士課程の学生を対象としたものである。受講者は、修士論文の作成にむけて様々な知識や能力を身につけることが求められる。まず、日本古代・中世史の基礎的な知識を習得するとともに、研究の論点を探し、研究史を理解すること、史料を解読し、それを根拠に自説を述べられるようになることが授業のねらいである。日本古代・中世史の修士論文を書く予定ではない場合であっても、日本史の基本的な知識を習得するために受講することを歓迎する。
①日本古代・中世史の研究史を理解する。
②史料を読解し、そこから学説を組み立てられる。
③説得力のある自説を、正しい文章で書くことができる。
出席はもちろんのこと、授業での報告や討論への参加などを総合的に評価する。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
参考文献 | その都度、紹介する |
授業に関連する参考文献を紹介するので、それを読んで内容や論拠となる史料について理解しておくこと。授業後は、分からなかった部分やさらに知るべき部分について、他の参考文献や史料を探し、読むこと。
積極的に自身で参考文献や史料を探し、分からないことは質問すること。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス ・学生各自が関心をもつテーマについての意見交換 ・授業の進め方についての説明 |
第2回 | これまでの研究の報告 ・卒論とこれからの研究展望について報告する。 |
第3回 | 古代・中世史料の読解① ・論文を書くうえで必要な、史料読解能力を修得する。 |
第4回 | 古代・中世史料の読解② ・論文を書くうえで必要な、史料読解能力を修得する。 |
第5回 | 古代・中世史料の読解③ ・論文を書くうえで必要な、史料読解能力を修得する。 |
第6回 | 古代・中世史論文の読解① ・先行研究の検索方法および研究史の理解、論点の模索。 |
第7回 | 古代・中世史論文の読解② ・先行研究の検索方法および研究史の理解、論点の模索。 |
第8回 | 古代・中世史論文の読解③ ・先行研究の検索方法および研究史の理解、論点の模索。 |
第9回 | 中間報告 ・自身で設定したテーマについて、史料や先行研究を挙げながら自身の考えを報告する。 |
第10回 | 研究テーマに関連する先行研究の読解① ・中間報告で扱ったテーマに関連して、さらに先行研究を探し出し、その読解を行う。 |
第11回 | 研究テーマに関連する先行研究の読解② ・中間報告で扱ったテーマに関連して、さらに先行研究を探し出し、その読解を行う。 |
第12回 | 研究テーマに関連する史料の読解① ・中間報告で扱ったテーマに関連して、さらに史料を探し出し、その読解を行う。 |
第13回 | 研究テーマに関連する史料の読解② ・中間報告で扱ったテーマに関連して、さらに史料を探し出し、その読解を行う。 |
第14回 | 期末報告① ・自身で設定したテーマについて、史料や先行研究を挙げながら自身の考えを報告する。 |
第15回 | 期末報告② ・自身で設定したテーマについて、史料や先行研究を挙げながら自身の考えを報告する。 |