日本史籍講読1C-Ⅱ
担当者相澤  央教員紹介
単位・開講先選択必修  2単位 [史学科]
科目ナンバリングJPH-218

授業の概要(ねらい)

 漢文で書かれた日本古代史の史料(はじめは返り点などの訓点付き)の読解を行う。高等学校の授業で習ったような有名な歴史的できごとや人物に関わる史料を取り上げる。受講者は、割り振られた担当箇所について、史料の読み下し文・現代語訳・用語解説などをレジュメとしてまとめて発表し、それを基にして、史料の読み方、用語解説、内容理解の仕方などについて論じる。

授業の到達目標

①史料の基本的な読み方を習得する。
②史料の基本的な内容を読み取れるようになる。

成績評価の方法および基準

 担当箇所のレジュメと発表(50%)と、学期末テスト(50%)で評価する。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献『日本史史料1古代』歴史学研究会岩波書店
参考文献『日本史を学ぶための古文書・古記録訓読法』苅米一志吉川弘文館

準備学修の内容

 史料を読むにあたって、分からない漢字や用語を、各種の辞書・辞典類でこまめに調べておくこと。自分の担当箇所以外についても必ず予習ノートを作成して授業を受けること。

その他履修上の注意事項

 授業に漢和辞典を持参すること。

授業内容

授業内容
第1回授業の内容、進め方などについてのガイダンス。担当箇所の割り振り。
第2回奈良時代の史料を読む①
第3回奈良時代の史料を読む②
第4回奈良時代の史料を読む③
第5回奈良時代の史料を読む④
第6回奈良時代の史料を読む⑤
第7回平安時代前期の史料を読む①
第8回平安時代前期の史料を読む②
第9回平安時代前期の史料を読む③
第10回平安時代前期の史料を読む④
第11回平安時代中期の史料を読む①
第12回平安時代中期の史料を読む②
第13回平安時代中期の史料を読む③
第14回平安時代中期の史料を読む④
第15回授業のまとめとテスト