担当者 | 田所 承己教員紹介 | |
---|---|---|
単位・開講先 | 選択 2単位 [社会学科] | |
科目ナンバリング | SOC-316 |
この授業では「メディア社会学」の視点から、直接的なメディア受容の現場を超えてより幅広い現象を捉えていく視点を培います。音楽フェス、ディズニーランド、都市ハロウィン、フィルムツーリズム、音楽ライブなどを素材に、メディアとさまざまな社会事象の交錯に照準を定めて、「メディア社会学」という視点から社会を横断的に分析する視点を涵養することを目的とします。
授業後半では、より専門的な力を身につけるため、消費社会論、疑似イベント論、シミュラークル論、物語消費論、データベース消費論、コミュニケーション論、メディアイベント論、アイデンティティ論など、さまざまな理論的視座や方法論を学びます。
(1)広範な事象をメディア社会学の視点から説明できる
(2)メディア社会学の理論的概念を適切に用いることができる
(3)メディア社会学の理論的概念を応用的に使うことができる
・リアクションペーパー:70%
・小レポート:30%
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | 『場所でつながる/場所とつながる――移動する時代のクリエイティブなまちづくり』(2017年) | 田所承己 | 弘文堂 |
参考文献 | 『ロックフェスの社会学』(2016年) | 永井純一 | ミネルヴァ書房 |
参考文献 | 『ディズニーランドの社会学』(2016年) | 新井克弥 | 青弓社 |
参考文献 | 『ライブシーンよ、どこへいく : ライブカルチャーとポピュラー音楽』(2011年) | 宮入恭平・佐藤生実 | 青弓社 |
参考文献 | ※その他、毎回参考文献は各授業ごとに紹介する |
・各回の授業内容に即したリアクションペーパーの記入
・課題小レポートの作成
・授業計画は受講生の関心や社会情勢によって適宜変更します。
回 | 授業内容 |
---|---|
第1回 | オリエンテーション |
第2回 | 音楽フェスと共同体 |
第3回 | 都市のハロウィン |
第4回 | ディズニーランドと現代社会 |
第5回 | ライブカルチャー |
第6回 | パワースポットとメディア社会 |
第7回 | 都市のメディア化 |
第8回 | コンテンツツーリズム |
第9回 | 消費社会論 |
第10回 | 疑似イベント論/シミュラークル論 |
第11回 | 物語消費論/データベース消費論 |
第12回 | コンテクスト論 |
第13回 | メディアイベント論 |
第14回 | 場所イメージとアイデンティティ |
第15回 | まとめ |