担当者 | 増渕 達夫教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [初等教育学科 こども教育コース] | |
科目ナンバリング | EDU-305 |
戦後における我が国の教育制度の変遷を踏まえ、学校教育法などの法令や中央教育審議会の答申などに基づいて、学校の設置、管理、教育課程、人事などの観点から現状を理解し、今後の在り方について考察する。
(1)学校教育の現状や課題について、歴史や法制等の観点から理解している。
(2)国や地方公共団体の教育施策を多面的・多角的に検討し、自らの見解を根拠をもって口頭や文章で表現できる。
(3)我が国の教育が直面する課題の解決策について、学生間での意見交換や関係資料の分析などを通して、考察を深めることができる。
○ 事前課題とその発表、毎回の授業における課題への回答内容に関する評価等の平常点 60%程度
○ 試験 40%程度
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 授業ごとにテキストを指示する。 | ||
参考文献 | 「教育小六法2021」 | 勝野正章、窪田眞二、今野健一、中嶋哲彦、世取山洋介 | 学陽書房 |
参考文献 | 「令和3年版 教育法規便覧」 | 窪田眞二、小川友次 | 学陽書房 |
○ 授業資料は、事前にLMSに掲載するので、プリントアウト等により、授業中確認できるようにしておくこと
○ 参考文献にあげた「教育小六法」や「教育法規便覧」を用意したりスマートフォンやパソコン等で検索したりして、関係法令の条文に当たることができるようにしておくこと
○ 中央教育審議会の答申など、事前に指定された資料を読み込むこと
○ 教育関係の新聞記事やニュース等には注目しておくこと
○ 対面授業においては、可能な限り学生間での意見交換を行う。積極的に参加する姿勢を求める。
○ 安全かつ円滑な意見交換を行えるよう、名簿確定段階で座席を指定する。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 1 オリエンテーション |
第2回 | 2 我が国の学校教育制度(1) ・ 戦後の学制改革 ・ 中央教育審議会等の答申 |
第3回 | 2 我が国の学校教育制度(2) ○ 初等教育 ・歴史的展開 ・今日的課題 |
第4回 | 2 我が国の学校教育制度(3) ○ 中等教育 ・歴史的展開 ・今日的課題 |
第5回 | 2 我が国の学校教育制度(4) ○ 特別支援教育 ・歴史的展開 ・今日的課題 |
第6回 | 3 教育課程(1) ○ 教育課程審議会・中央教育審議会の答申と学習指導要領の変遷 |
第7回 | 3 教育課程(2) ○ 学習指導要領に基づく教育課程の編成・実施・評価及び課題 |
第8回 | 4 人事制度(1) ○ 教員養成の歴史と現状 ○ 教員免許制度の現状と課題 |
第9回 | 4 人事制度(2) ○ 教員の任用、昇任 ○ 教員の服務規程 |
第10回 | 4 人事制度(3) ○ 教員の勤務実態 ○ 教員の働き方改革のねらいと動向 |
第11回 | 5 教育行財政(1) ○ 中央教育行政と文教予算 |
第12回 | 5 教育行財政(2) ○ 地方教育行政の仕組みと課題 |
第13回 | 6 学校経営(1) ○ 学校経営計画と学校評価 |
第14回 | 6 学校経営(2)(LMSによるオンデマンド形式) ○ チームとしての学校 |
第15回 | 7 まとめ ○ 試験と解説 |