ヨーロッパ経済論Ⅰ
担当者工藤 芽衣教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [国際経済学科]
科目ナンバリングECP-319

授業の概要(ねらい)

この講義では、欧州連合(EU)が設立されるまで、また設立された後のヨーロッパの諸問題を学びます。扱う問題は、20世紀以降のヨーロッパ経済の歴史、各国の経済政策、国際経済とヨーロッパの関わり、などです。ヨーロッパ経済論Iでは、特に第一次大戦後から1970年代までのヨーロッパ統合を扱います。

授業の到達目標

各時代ごとにどのような出来事が発生し、どのような制度や政策が実施されたのかを、大体説明できる。

成績評価の方法および基準

授業中に実施する小テスト(40%)+レポート(60%)

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献現代ヨ-ロッパ経済論 久保・田中ミネルヴァ書房
参考文献はじめて学ぶEU 歴史・制度・政策 井上淳法律文化社
参考文献現代ヨーロッパ経済田中有斐閣

準備学修の内容

事前に配布する資料や参考文献の該当部分を事前に読み、わからない言葉、疑問点などをメモしておく。また、授業終了後に次の回までにレジュメを見直しておくと、次回の理解がスムーズになります。

その他履修上の注意事項

授業中に不要な私語を行わないことが大前提です。授業中の私語は他の受講者にとって大変迷惑な行為であるため、注意回数が多い場合には退室とします。

授業内容

授業内容
第1回導入(授業の概要)(オンデマンド)
第2回第一次大戦後のヨーロッパ
第3回1930年代のヨーロッパと経済統合構想
第4回第二次大戦とヨーロッパ
第5回1940年代:ドイツ問題
第6回1950年代:欧州石炭鉄鋼共同体(ECSC)
第7回1950年代:ヨーロッパの戦後復興と対外的自由化
第8回1950年代:欧州共同体(EEC)の設立
第9回第8回までの復習(オンデマンド)
第10回1960年代:農業共同体
第11回1960年代:ECの経済成長と国際経済
第12回1970年代:国際経済の動揺とEC
第13回1970年代:ECの完成・深化・拡大:経済通貨同盟の試み
第14回1970年代:ECの完成・深化・拡大:イギリスの加盟、EC財政
第15回まとめ