文化交流史Ⅰ
担当者保田 那々子
単位・開講先選択  2単位 [日本文化学科]
科目ナンバリングHSG-101

授業の概要(ねらい)

我が国の文化は諸外国との交流のなかで形成され、また他方では諸外国へ影響を与えてきた。この授業では装いと意匠に焦点を合わせ、文化交流が日本文化へ与えた影響を概説する。原始から近代に至るまでの経過を概観していくため、通年での履修が望ましい。なお前期では古代までを扱う。

授業の到達目標

・古代までの対外交流による日本文化への影響を説明できる。
・日本の装いの変遷を対外交流の観点から説明できる。

成績評価の方法および基準

・期末試験40%
・リアクションペーパー30%
・小テスト30%

※全体の60%以上で合格=単位獲得
※期末テストよりも通常の授業での学習成果を重視する
※期末試験を受けないと単位がとれないが、期末試験だけを頑張っても単位がとれない
※小テストとリアクションペーパーの実施方法は初回授業で告知する

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書教科書・参考図書ともに使用せず、プリントを配布する。
参考文献

準備学修の内容

・日本史の知識が前提となるため、授業前に復習をしておく。
・授業プリントやノートを見返して復習する。
・関連する展示があれば授業中に案内するので、足を運ぶことが望ましい。

その他履修上の注意事項

質問やリアクションペーパーを通じての積極的な授業への参加を期待する。
私語など、他の学生の授業参加の妨げとなる行為がある場合、退出を命じることがある。

授業内容

授業内容
第1回ガイダンス
第2回日本の地理学的位置とヒトの移動
第3回大陸から伝えられた技術
第4回朝貢貿易
第5回日本と朝鮮半島の古墳と副葬品
第6回遣隋使と遣唐使
第7回仏教のデザイン
第8回シルクロードと文様
第9回シルクロードと正倉院
第10回正倉院の服飾
第11回伎楽と雅楽
第12回思想と生活文化
第13回国風文化の醸成
第14回まとめ、期末試験
第15回【LMSによる追加授業】唐物とは何か(掲載時期は初回授業で告知する)