日本文化Ⅱ-Ⅰ
担当者細田 明宏教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [総合基礎科目]
科目ナンバリングJLT-103

授業の概要(ねらい)

 日本では多くの芸能が人々に親しまれてきました。この講義では、日本における芸能の歴史について学びます。当期は、古代に海外から伝わってきた舞楽や伎楽・散楽などの芸能、さらに中世に成立した能・狂言について取り上げます。

授業の到達目標

古代から中世にかけて成立した日本の舞台芸能について理解を深めること、そしてその特色を他人に説明できること。

成績評価の方法および基準

 期末試験(60%)、小テスト・レポート(20%)、平常点(20%)を合わせて評価します。なお期末試験に代えてレポートを課す場合もあります。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
教科書
参考文献
参考文献

準備学修の内容

①事前に授業内容の概要を配布(PDFファイル)するので、それを読んでおくこと。なおその概要は、プリントアウトまたは要点をノートに書くなどして授業に臨むこと。②独立行政法人日本芸術文化振興会が運営するウェブサイトである文化デジタルライブラリー(http://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/)の「舞台芸術教材で学ぶ」を見ておくこと。

その他履修上の注意事項

授業内容

授業内容
第1回ガイダンス~日本の芸能の特色
第2回古代の外来芸能
第3回舞楽
第4回舞楽と仏教
第5回能の概要(オンライン授業)
第6回散楽から猿楽へ
第7回田楽
第8回曲舞
第9回能の特色
第10回能の鑑賞1:『船弁慶』
第11回能の鑑賞2:『葵上』
第12回狂言の概要
第13回狂言の成り立ち
第14回狂言の鑑賞
第15回まとめ(期末試験)