図書館情報技術論
担当者酒井 由紀子教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [資格科目]
科目ナンバリングLIH-102

授業の概要(ねらい)

図書館サービスに必要な情報技術の基本と具体的な応用について学ぶ

授業の到達目標

・コンピュータ、ネットワーク、デジタル表現の基本的なしくみを理解する
・図書館システムおよび図書館サービスで利用されている各種の情報技術とその応用について説明できる
・図書館で応用されているシステムや情報技術について図書館サービスの視点から評価を行い、開発者や保守担当者に要望や提案を具体的に伝えることができる

成績評価の方法および基準

1分ペーパーを含む授業参加(10%);レポート(30%);試験(60%)
*ただし、欠席4回以内、レポートの期限内提出を試験の受験条件とします
*また、試験における合格点を単位取得条件とします

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献図書館情報技術論.杉本重雄編. 樹村房, 2014, (現代図書館情報学シリーズ, 3), ISBN 978-4-883672035.

準備学修の内容

・事前学習として指示された文献を読んだり、調査をしたり、自身の情報技術体験を思いだしたりして授業に臨む
・授業後に授業中のメモをもとに「自分の」ノートを作成しておく
・調査・レポートガイドにしたがって、特定の図書館情報技術についてのレポートをまとめる

その他履修上の注意事項

・「図書館概論」単位取得済みを推奨
・第1回は授業の進め方、成績評価の方法などの重要な説明があるので必ず受講すること
・ほぼ毎回、「学んだこと、考えたこと、残された疑問」を書く1分ペーパーを課します
・また、演習課題も課します

授業内容

授業内容
第1回【オンライン】オリエンテーション
第2回情報技術と図書館
コンピュータのしくみ
第3回デジタル表現
第4回コンピュータネットワークとウェブ
第5回電子出版
第6回図書館システム(1)歴史・業務としくみ
第7回図書館システム(2)新しい要求
第8回【オンライン】特定の図書館情報技術の動向調査(調査・レポートガイド)
第9回メタデータ
第10回周辺機器と設備
第11回デジタルアーカイブ
第12回インターネットによる広報
第13回図書館における情報システムの安全性と信頼性
第14回ネットワーク社会における図書館サービス
第15回授業内試験