授業の概要（ねらい）

　演習Iでは、英語圏の映画作品を取り上げて受講生と一緒に研究する予定です。具体的に、人種、ジェンダー、階級、家族などを切り口に、映画作品に描かれた文化と社会の様々な側面や人々の価値観の変化について考察していきます。映画を通して、世界文化の多様性を理解すると同時に、言葉や文化、バックグラウンドが異なる他者とのコミュニケーションの大切さについて学び、国際的感性を養っていきます。授業は学生の主体的な学びを中心に、グループワーク、ディスカッションと発表を行います。映画のセリフ学習だけでなく、英語でのプレゼン、グループ活動などが多数予定されています。

授業の到達目標

1．英語圏文化へのアプローチ方法を習得する。
2．授業内グループワークとディスカッションを通して、他人とのコミュニケーションの仕方を学び、協調性を高める。
3. リサーチ、参考資料の読み込み、プレゼンを通して、論理的思考とアカデミック・スキルズを身につける。

成績評価の方法および基準

授業への貢献度・口頭発表・出席・提出物による総合評価。
授業への貢献度（授業中の発言・他人の発表に対するレスポンスなど)出席 30％； 口頭発表 40％； 提出物 30％
（学生の学修状況に応じて変更する可能性がある）

教科書・参考文献

準備学修の内容

①復習と予習が必須。授業内で扱う映像作品、参考資料等を必ず予習し、疑問点や興味深い点を書き留め、授業中のディスカッション、討議に参加できるようにしておくこと。②グループワーク、発表、短い映画レビューが課題として予定されているので、映画作品のみならず、社会文化的背景、関連作品などについてもリサーチし、しっかり準備してください。

その他履修上の注意事項

　自分の趣味、先入観、またこれまで勉強してきたことに縛られず、もっと広く世界の文化、歴史に興味を持ってもらいたい。個人及びグループ発表の前日までに、配布資料、PowerPointを各自でしっかり準備して、主体的に取り組んでください。

授業内容