情報資源組織論
担当者酒井 由紀子教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [資格科目]
科目ナンバリングLIH-209

授業の概要(ねらい)

図書館における情報資源組織化の理論と基本的な技術を学ぶ

授業の到達目標

・図書館における情報資源組織化の意義とその手法を説明できる
・目録法の意義、基本機能と応用原理を説明できる
・主題組織法の意義、基本機能と応用原理を説明できる

成績評価の方法および基準

1分ペーパーと演習課題を含む授業参加(40%);試験(60%)
*ただし、欠席4回以内、すべての演習課題の期限内提出を試験の受験条件とします
*また、試験における合格点を単位取得条件とします

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献情報資源組織論. 三訂,田窪直規編著. 飯野勝則, 小林康隆, 原田智子,山崎久道, 渡邊隆弘著.樹村房, 2020, (現代図書館情報学シリーズ, 9), ISBN 978-4-88367-339-1.
参考文献日本目録規則. 2018年版,日本図書館協会目録委員会編.日本図書館協会, 2018, ISBN 978-4-8204-1814-6.
参考文献【指定】日本目録規則. 1987年版改訂3版,日本図書館協会目録委員会編.日本図書館協会, 2006, ISBN 978-4-8204-0602-0.
参考文献【指定】日本十進分類法. 新訂10版,もりきよし原編. 日本図書館協会分類委員会編.日本図書館協会, 2014, ISBN 978-4-8204-1413-1.
参考文献【指定】基本件名標目表. 第4版,日本図書館協会件名標目委員会編.日本図書館協会, 1999, ISBN978-4-8204-9912-1.

準備学修の内容

・図書館OPACや出版社サイトでの情報資源の検索、書誌データの観察と組織化原理の確認
・図書館や書店における排架方法の観察と組織化原理の確認
・授業後に授業中のメモをもとに「自分の」ノートを作成しておく
・演習課題の提出と復習

その他履修上の注意事項

・第1回は授業の進め方、成績評価の方法などの重要な説明があるので必ず受講すること
・ほぼ毎回、「学んだこと、考えたこと、残された疑問」を書く1分ペーパーを課します
・また、演習課題も課します

授業内容

授業内容
第1回【春学期はオンライン】オリエンテーション
第2回情報資源組織の目的と意義
第3回目録法(1)目録法の意義と手法
第4回目録法(2)目録規則の歴史と世界標準
第5回目録法(3)日本目録規則
第6回主題組織法(1)主題組織法の意義と手法
第7回分類法(1)分類の基本原理
第8回分類法(2)日本十進分類法
第9回語による主題組織法(1)自然語による主題組織法
第10回語による主題組織法(2)統制語による主題組織法
第11回書誌コントロール
第12回【オンライン】復習演習
第13回書誌データとメタデータ(1)
第14回書誌データとメタデータ(2)
第15回授業内試験