中学校・高等学校の教員を目指す教育文化学科の学生に開講される科目です。
学科、教職課程で開講されている科目の履修を前提に、さらに深く学校・授業・生徒を理解するための授業観察とその振り返りを学びの中心とした授業です。
15回の授業のうち、6回分を学校訪問と授業観察に充てます。そのために、9月(大学の夏季休業期間中)に集中講義形式で開講します。
授業内容の柱は、①テーマをもって学校・授業・生徒を見る、その視点の形成のしかた ②観察を通して得た知見を振り返り、理論化する方策など、いわば「実践と理論の往還」の方法の基本を学ぶ授業です。教育実習の事前学習としても役に立つ内容です。
①授業を中心とした学校現場の実地観察を行い、授業観、生徒観を主とした知見を得ることができる。
②観察した知見を振り返り、検証する作業を通して、教育活動を理論的にまとめる方策がわかる。
①授業観察とその振り返り(20%)、まとめの発表(40%)とレポート(40%)。
②集中講義・観察実習中心の授業ですので、観察実習に欠席した学生の評価はしません。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 特に指定しません。 | ||
参考文献 | 特に指定しません。 |
授業観察後に「振り返り」の時間が必要となります。グループディスカッションや共同作業をふくめ時間外の作業が必要となります。
授業参加人数の上限は10名です。履修希望者が多い場合には、3年生を優先として抽選します。
履修希望者は上級生ガイダンスの説明を確認した後、担当教員にメール連絡をして下さい。
観察授業の受け入れ校の調整の結果、複数校になる場合もあります。
観察授業の受け入れ校の協力が得られない場合、これまでの授業映像を用いての授業観察の可能性もあります。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 説明会を4月中旬から下旬に行う(日時は上級生ガイダンスで連絡) 本授業の目的と概要、授業の進め方など。 ※学校訪問の日程(9月上旬予定)については、ガイダンス時にグループ編成を行って決める。 第1日(1回) 授業観察にあたっての事前指導など |
第2回 | 第1日(2回) 授業観察にあたっての事前指導など |
第3回 | 第1日(3回) 授業観察にあたっての事前指導など |
第4回 | 第2日(4回) グループごとの授業観察(全日) |
第5回 | 第2日(5回) グループごとの授業観察(全日) |
第6回 | 第2日(6回) グループごとの授業観察(全日) |
第7回 | 第2日(7回) グループごとの授業観察(全日) |
第8回 | 第2日(8回) グループごとの授業観察(全日) |
第9回 | 第2日(9回) グループごとの授業観察(全日) |
第10回 | 第3日(10回) 事後指導(リフレクション、発表準備等) |
第11回 | 第3日(11回) 事後指導(リフレクション、発表準備等) |
第12回 | 第3日(12回) 事後指導(リフレクション、発表準備等) |
第13回 | 第4日(13回) グループによる発表と最終指導 |
第14回 | 第4日(14回) グループによる発表と最終指導 |
第15回 | 第4日(15回) グループによる発表と最終指導 |