| 担当者 | ビューニュ マガリ教員紹介 | |
|---|---|---|
| 単位・開講先 | 選択  2単位 [総合基礎科目] | |
| 科目ナンバリング | JLT-103 | |
本講義では、「比較文学」の理論的基礎を学び、その上で19世紀から現代にいたるまでの日本文学の代表的な作品を「比較文学」の視点から考察する。具体的に言うと、日本と海外諸国との文化交流と影響関係も視野に入れ、日本の文学と芸術の多様性について学ぶ。なお、それぞれの作品が国境を越えて外国でどのように受容されたのか、またはどのように翻訳されたのかを見ていく。
授業は基本的に講義形式で行うが、短時間でグループ活動もしくはディスカッションの機会を採り入れる場合もある。
①	国際的な視点で日本文化に対する理解を深める。
②	日本文化の多様性に精通し、それを他者に説明できる。
③	今の文化現象を自分自身でとらえ、日本の文化についての考察力を鍛える。
- 試験もしくはレポート : 50%。
- 出席点:20%。
- コメントシート、提出課題等:30%。
| 種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 | 
|---|---|---|---|
| 教科書 | 特定の教科書は用いない。毎回レジュメ等の資料を配付する。 | ||
| 参考文献 | 
前回の授業内容を復習し、専門語彙を暗記する。
-	受講を希望する学生は必ずガイダンスに出席した上で履修登録をすること。
-	疑問点をそのままにせず、教員に質問し、積極的に授業に参加すること。
| 回 | 授業内容 | 
|---|---|
| 第1回 | ガイダンス(LMSによるオンデマンド形式) | 
| 第2回 | <比較><文学>とは何か | 
| 第3回 | 近代文学における<カノン>の形成 : 著者と出版業界 | 
| 第4回 | 近代文学における<カノン>の形成 : 社会と美意識の変容 | 
| 第5回 | 比較文学と思想 :「情念」と「欲望」をめぐって | 
| 第6回 | 比較文学と思想 : 日本の伝統芸能 | 
| 第7回 | 比較文学と思想 : 運動としてのモダニズム | 
| 第8回 | 文学とジャポニズム1 | 
| 第9回 | 文学とジャポニズム2 | 
| 第10回 | 異文化の受容と変容 : 日本の芸能公演と西洋の芸術家たち1 | 
| 第11回 | 異文化の受容と変容 : 日本の芸能公演と西洋の芸術家たち2 | 
| 第12回 | 異文化の受容と変容 : ダンス公演の映像撮影とディスカッション | 
| 第13回 | 日本文学と世界文学 | 
| 第14回 | 春学期の授業のまとめと考察 | 
| 第15回 | 試験 |