心理実践実習Ⅳ(医療臨床心理実習Ⅱ)
担当者大塚 秀実教員紹介, 稲垣 綾子教員紹介, 石田  航教員紹介, 尹  成秀教員紹介, 高梨 利恵子教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [文学研究科 臨床心理学専攻]
科目ナンバリング

授業の概要(ねらい)

 この授業は、医療臨床心理実習Ⅰを踏まえ、大学院生各々が医療機関においてさらに心理実習を積むことによって、医療機関における心のケアの現状を学ぶとともに、公認心理師および臨床心理士の活動の実際や課題を学ぶことを目的とする。とくに医療における心理療法や心理検査の有効な用い方、ソーシャルスキルトレーニングや集団療法をはじめとするグループ活動、また多職種との連携の在り方など、公認心理師および臨床心理士が身につけるべき知識を体験的に学ぶ。 通常、学外の提携医療機関において実習を行うこととなる。 実習時は、毎回ノートを教員に提出して指導を受けることとなる。 修士2年次に選択する科目とする。

授業の到達目標

1.医療における個人・集団心理療法や心理検査を知ること。
2.多職種連携やチーム医療の実際を学び理解すること。
3.公認心理師および臨床心理士の役割を体験的に学ぶこと。

成績評価の方法および基準

 事前・最終レポート30%、実習(実習参加度・実習ノート提出・実習ノート内容)50%、振り返り10%、実習先からの評価10%

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書保健医療分野: 理論と支援の展開 (公認心理師分野別テキスト1) 津川律子・江口昌克・野島一彦 創元社
参考文献病院で働く心理職—現場から伝えたいこと— 野村れいか編 日本評論社
参考文献心理臨床実践:身体化医療を中心とした心理職のためのガイドブック  矢永由里子 誠信書房
参考文献 シナリオで学ぶ医療現場の臨床心理検査 津川律子・篠竹利和編誠信書房

準備学修の内容

 上記のテキストを熟読すること。
 担当者と事前の打ち合わせを行ってから、実習を開始すること。

その他履修上の注意事項

 実習先の医療機関においては、医療倫理を守り、指導者に従うことが必須である。
 本科目は心理実践実習ⅡA(医療臨床心理実習Ⅰ)を基礎とした科目であるため、心理実践実習ⅡAを履修していることが望ましい。
 新型コロナウイルスの状況によって実習が延期されたり中止になることがある。
 現場のゲストスピーカーを招き、学びを深めることがある。
 この科目は、公認心理師試験受験資格を得るために必要な科目である。
 この科目は、臨床心理学専攻に特化した科目である。

授業内容

授業内容
第1回ガイダンス:医療臨床の実際について学ぶ
第2回現場において実習をする
第3回現場において実習をする
第4回現場において実習をする
第5回現場において実習をする
第6回現場において実習をする
第7回現場において実習をする
第8回中間振り返り(オンライン)
第9回現場において実習をする
第10回現場において実習をする
第11回現場において実習をする
第12回現場において実習をする
第13回現場において実習をする
第14回現場において実習をする
第15回振り返りとまとめ