授業の概要（ねらい）

共通テーマを「ドイツ語圏におけるメディアとモノの文化史」とします。古代から現代にかけてドイツ語圏に現れたさまざまなメディアやモノ（文字、手紙、活版印刷術、図書館、博物館、自動車、電車、飛行機、写真、電話、ラジオ、映画、テレビ、携帯電話、SNS etc.）を対象とし、それらがどのように人々の意識やコミュニケーションのありかたに影響を与えたのかを探求します。各回の発表担当者は自分自身の研究テーマに関する情報を収集・整理し、ハンドアウトを作成の上、パワーポイントを使って研究発表を行います。研究発表の後は参加者全員による議論の時間を設けます。

授業の到達目標

①自分の興味のあるテーマについて文献やインターネットを駆使して情報収集できる。
②論理的で分かりやすく、また他者の興味を喚起するような口頭発表ができる。
③情報を引き出すために的確な質問ができる。
④引用・参照と出典のルールを守り、客観的な根拠に基づきながら自分の主張を論証するレポートを作成できる。

成績評価の方法および基準

中間レポートと期末レポート（30％）、研究発表（40％）、授業の出席と質疑応答への積極的参加（30％）

教科書・参考文献

準備学修の内容

各回の口頭発表の担当者には相応の準備が求められます。

その他履修上の注意事項

質疑応答での発言をもって出席と認めますので、単位取得のためには授業への積極的参加が不可欠であるということを銘記してください。また無断欠席を4回行った学生は授業放棄とみなします。なお第1回目と第14回目の授業はオンラインで行いますので、注意してください。

授業内容