日本史Ⅰ
担当者髙杉 洋平教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [総合基礎科目]
科目ナンバリングJPH-101

授業の概要(ねらい)

明治維新から第一次世界大戦までの日本史を概観し、近代国家樹立過程を検討します。江戸の社会体制から明治の近代国家形成の過程では、変革に伴う多くの問題が噴出し、我々の先祖たちは試行錯誤してこの問題を乗り越えました。その歴史を追体験しましょう。
学生には単に教員の話を漫然と聞くだけではなく、歴史事象の因果関係を理解しながら、「思考」することが求められます。また習得した歴史知識から自分なりの普遍的教訓を得て、現代社会や政治問題に適用する能力を身につけることが望まれます。学生の積極的な参加を期待します。

授業の到達目標

①日本史に関する基礎的な知識を身につける。
②歴史の因果関係を論理的に理解し、説明できるようになる。
③歴史知識を一般的な政治教訓に普遍化することができるようになる。

成績評価の方法および基準

試験90%、平常点10%

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献

準備学修の内容

高校の教科書等を読んで、基本的な歴史の流れを把握しておくこと。
ただし専門的な知識を事前取得する必要はありません。

その他履修上の注意事項

学生の理解度等を勘案して、実際の授業内容をシラバスから変更する場合もあります。
LMSで授業データ(パワポ)を公開します。

授業内容

授業内容
第1回ガイダンス
第2回不平等条約の成立
第3回列強と東アジア外交
第4回維新政権の施策
第5回対東アジア外交の開始
第6回自由民権運動の展開
第7回大日本帝国憲法の制定
第8回初期議会の混乱
第9回条約改正交渉
第10回日清戦争の展開
第11回日露戦争の展開
第12回植民地政策
第13回桂園時代
第14回試験・解説
第15回まとめ・補足(LMS)